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J-GLOBAL ID:201602233724004833   整理番号:16A1004717

急速な熱酸化の間の熱歪みで誘起されるSiO2/Si(001)界面酸化の強化

Enhancement of SiO2/Si(001) interfacial oxidation induced by thermal strain during rapid thermal oxidation
著者 (5件):
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巻: 145  号: 11  ページ: 114701-114701-7  発行年: 2016年09月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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試料をプリセット温度まで強く加熱される急速熱酸化を用いて,基板への不純物の著しい拡散を避けながら,Si基板上で酸化ケイ素を成長させた。急速熱酸化に関する以前に提案されたモデルでは,酸化速度は温度とO2圧でのみ決定される。したがって,プリセット温度での酸化速度は,初期の基板温度には依存しないと考えられている。本研究では,Si(001)表面酸化に従う界面酸化反応を,実時間Auger電子分光法を用いて測定した。基板温度を温度T1から温度T2まで増加させたとき,Si(001)表面酸化の終末で界面酸化が促進された。その結果,界面酸化速度の強いT1およびT2依存性が観測された。T1=室温での界面酸化速度は,同じT2(682°C)に対しても,T1=561°Cよりも10倍以上大きい。さらに,界面酸化の活性化エネルギーは0.27eVであり,T1に依存しない。この活性化エネルギーは,以前の研究で律速反応として提案された“素過程なし”に対応する。これらの結果は,点欠陥発生で仲介される統一Si酸化反応モデルを用いて説明でき,T2とT1の間の差が大きいとき,高振幅熱歪みが発生し,この歪みが点欠陥を生成し,界面酸化の反応サイトとなる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
界面化学一般  ,  その他の無触媒反応 

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