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J-GLOBAL ID:201602240452392681   整理番号:16A0931485

エジプト北東部からの食用ウシ組織での有機塩素系殺虫剤(OCP)残留物の分布と健康リスク評価: 舌でのOCPの高い蓄積レベル

Distribution and health risk assessment of organochlorine pesticides (OCPs) residue in edible cattle tissues from northeastern part of Egypt: High accumulation level of OCPs in tongue
著者 (11件):
資料名:
巻: 144  ページ: 1365-1371  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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摂食は有機塩素系殺虫剤(OCP)へのヒト曝露の重要な経路である。OCPに関係するヒト健康リスクを評価するために,エジプトの3都市,Mansoura,Zagazig,Ismailiaでの屠殺場から食用ウシ組織(肝臓,腎臓と舌)を収集した。ヘキサクロロシクロヘキサン(HCH),ジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT),アルドリン,ディルドリンとエンドリン(Drin),クロルダン(CHL),ヘプタクロル(HPT),ヘキサクロロベンゼン(HCB)残留物等の22OCPのレベルを調べた。調べたOCPの中で,HCHが最も支配的なグループで,γ-HCH異性体の割合が高かった(全HCHの53~91%)。Mansoura市のOCP汚染負荷が最も高く,0.1~2827ng/g lw(脂質重量)の範囲であった。驚くべきことに,Mansoura市から収集した舌試料のHCH濃度(448ng/g lw)が肝臓(152ng/g lw)と腎臓(266ng/g lw)と比べて最も高かった。一般に,OCPの汚染パターンはHCH>Drin>CHL>DDT≒HCBとHPTの順序であった。ウシ組織の食物消費での推算した一日取込量(EDI)はFAO/WHOで確立された推奨許容一日取込(ADI)より低かった。しかし,発癌リスクに基づく危険率(HR)は平均と95パーセンタイル濃度へ基づいてHCHに対して1.0より大きく,ウシ組織消費での消費者への発癌性影響を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (6件):
分類 (3件):
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農薬  ,  食品の汚染  ,  動物に対する影響 
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