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J-GLOBAL ID:201602240866531940   整理番号:16A0459117

盛岡市による盛岡城址の岩手公園買収の経過と背景及び公園の維持管理

著者 (1件):
資料名:
号: 14  ページ: 119-126  発行年: 2016年04月25日 
JST資料番号: L4775B  ISSN: 1348-2858  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿は,盛岡市による盛岡城址の岩手公園買収の経過と背景及び公園の維持管理について報告した。先ず,長岡安平の設計として知られる岩手公園は開園後百年以上が経ち,歴史公園100選にも選定されていること,岩手県が公園管理をしてきたが,1934年に盛岡市が城址を買収することになり,公園の管理も移管されたこと,そして現在も盛岡市が管理していること,本稿では,盛岡市にとって最初の公園予算を編成した1935年度における市会での議論とその執行をみたあと,1936年から三ヵ年ごとに,公園の維持管理の予算と取り組みを明らかにすること等を報告した。次に,盛岡市による岩手公園の買収と公園管理の移管,盛岡市による岩手公園買収の背景を報告した。更に,公園の維持管理について,1935年度,1936年度から1938年度,1939度から1941年度,1942年度から1944年度について,それぞれ報告した。最後に,まとめとして,土地の買収と公園管理の移管により,さっそく盛岡市は道路の整備計画を検討したこと,盛岡市は公園の移管後,維持管理にかかわる予算を毎年確保しているが,岩手県から受け継いだ公園の維持や改修が中心だったこと,一方,激しい時局下を背景として,運動場の拡張,畑地や養魚場としての貸与など,オープンスペースとしての公園用地の転用が図られたこと,また鉄鎖や銅像などの金属供出や動物類の飼育中止など,戦時下の影響を強く受けた公園管理になったこと等を報告した。
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分類 (1件):
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公園,造園,緑化 
引用文献 (61件):
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