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J-GLOBAL ID：201602246534625125   整理番号：16A1078315

フェース-オン/エッジ-オンのPCPDTBTおよびPCBM二層間のヘテロ接合での電荷ダイナミクス:供与体/受容体距離と局所電荷キャリア移動度の相互作用

Charge Dynamics at Heterojunction between Face-on/Edge-on PCPDTBT and PCBM Bilayer: Interplay of Donor/Acceptor Distance and Local Charge Carrier Mobility

著者 (7件)： SHIMATA Yoshiki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  IDE Marina (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  TASHIRO Motomichi (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  KATOUDA Michio (RIKEN, Hyogo, JPN) ,  IMAMURA Yutaka (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  SAEKI Akinori (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SAEKI Akinori (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 32  ページ： 17887-17897  発行年： 2016年08月18日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験(時間分解マイクロ波伝導測定,過渡光電流測定)と理論計算(DFT,分子動力学シミュレーション,Marcus-Levich-Jortnerモデル)を組み合わせて,4,4-R₂シクロペンタジチオフェン(R=2-エチル-6-ヘキシル(1),ドデシル(2),ヘキサデシル(3))とベンゾチアジアゾールの共重合体(PCPDTBT)とPCBMの界面での,電荷ダイナミクスについて調べた。フラーレンにフェースオンで接合した共重合体(1)の方が,エッジオンの共重合体(2,3)よりも電荷分離効率は良いが,減衰速度が大きくなること,電荷分離および再結合速度は炭素鎖の長さに依存する受容体-供与体間距離によって決まり,ポリマーの配向は影響しないこと,適当な電荷ダイナミクスと垂直正孔輸送が起こる1の光電変換効率が最大で,局所的なキャリア移動度も電荷分離に影響することなどが分かった。

シソーラス用語： *動力学 ,  *ヘテロ接合 ,  輸送現象 ,  *鎖長効果 ,  *キャリア移動度 ,  電荷分離 ,  再結合 ,  共重合体 ,  *フラーレン ,  密度汎関数法 ,  計算機シミュレーション ,  分子配向
準シソーラス用語： *PCBM ,  減衰速度 ,  光電変換効率 ,  正孔輸送 ,  *電荷ダイナミクス ,  電荷再結合 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (1件)： 半導体と絶縁体の電気伝導一般  (BM03041P)

物質索引 (3件)： 4,4-ジドデシル-4H-シクロペンタ[2,1-b:3,4-b′]ジチオフェン ,  4,4-ジヘキサデシル-4H-シクロペンタ[2,1-b:3,4-b′]ジチオフェン ,  4,4-ビス(2-エチルヘキシル)-4H-シクロペンタ[2,1-b:3,4-b′]ジチオフェン

タイトルに関連する用語 (9件)： フェース ,  エッジ ,  PCBM ,  ヘテロ接合 ,  電荷ダイナミクス ,  供与体 ,  受容体 ,  電荷キャリア移動度 ,  相互作用