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J-GLOBAL ID：201602246569923710   整理番号：16A0894213

デマンドレスポンス発動時の配電系統電圧変動問題と蓄電池とSVRの協調電圧制御手法

著者 (11件)： 吉永淳 (早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  吉永淳 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  赤木覚 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  赤木覚 (早稲田大学先進理工学研究科先進理工学専攻) ,  伊藤雅一 (早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  伊藤雅一 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  林泰弘 (早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  林泰弘 ((独)科学技術振興機構,CREST) ,  石橋一成 (東京電力(株)パワーグリッド・カンパニー 配電部 配電制御G) ,  高橋尚之 (早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  高橋尚之 ((独)科学技術振興機構,CREST)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 136  号： 4  ページ： 400-409(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 需給逼迫時のピーク電力抑制や環境負荷低減の新たな手法として,今後に普及が見込まれるデマンドレスポンス(DR)に着目し,DR発動時の配電系統の電圧問題について,既存の電圧制御装置である負荷時タップ切替変圧器(LRT),自動電圧調整装置(SVR)とDR情報を活用した制御手法の提案,および蓄電池とLRT,SVRとを協調した電圧制御手法を提案した。これまで検討が行われていなかったDRの時定数を考慮した電圧変動対策について,DRサーバ,配電自動化システム,および電圧制御機器を対象としたDR発動時の電圧制御シーケンスについて検討を行い,LRT,SVRの時定数を考慮した通信・制御の手順を提案した。提案の手法の有効性を検証するために,配電系統シミュレータを用いた検証・評価を行った。

シソーラス用語： 電力管理 ,  *配電系統 ,  電圧変動 ,  二次電池 ,  電圧調整器 ,  *電圧制御
準シソーラス用語： デマンドレスポンス ,  蓄電池 ,  SVR【電圧】

著者キーワード (10件)： デマンドレスポンス(DR) ,  配電系統 ,  協調電圧制御 ,  蓄電池 ,  SVR ,  demand response (DR) ,  distribution system ,  cooperating voltage control ,  battery energy storage system (BESS) ,  SVR

分類 (2件)： 電気量制御  (IC03020F) ,  電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (20件)：

• (1) 経済産業省 スマートハウス・ビル標準・事業促進検討会:http://www.meti.go.jp/press/2012/09/20120928004/20120928004.html
• (2) 早稲田大学EMS新宿実証センター:http://www.waseda.jp/top/news/6382
• (3) 経済産業省スマートコミュニティー実証事業(4地域実証事業)HYPERLINK:http://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/smart_community/community.html
• (4) 経済産業省インセンティブ型ディマンドリスポンス実証事業:http://www.meti.go.jp/press/2013/11/20131122001/20131122001.html
• (5) S. Sekizaki, I. Nishizaki, and T. Hayashida: “An Impact of Retaier and Consumer's Behavior on Voltage in Distribution Network under Liberalization of Electricity Retail Market”, IEEJ Trans. PE, Vol. 134, No. 11, pp. 917-929 (2014) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (8件)： デマンドレスポンス ,  配電系統 ,  電圧変動 ,  問題 ,  蓄電池 ,  SVR ,  協調 ,  制御手法