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J-GLOBAL ID:201602246842897795   整理番号:16A1261018

二価金属イオンの固相抽出におけるオクタデシルシリルシリカ相中のキレート試薬の残留シラノール基との相互作用によって増強される保持

Enhanced Retention of Chelating Reagents in Octadecylsilyl Silica Phase by Interaction with Residual Silanol Groups in Solid Phase Extraction of Divalent Metal Ions
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 343-347(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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オクタデシルシリルシリカ(ODS)に含浸された親油性の二価六座キレート試薬(H2L)による二価金属イオンの固相抽出(SPE)が,この方法についての知見を得て可能性を高めるために,調べられた。本研究は,この試薬が,他の一般的な窒素含有試薬と同様に,試薬の窒素原子とODS相の残留シラノール基間の水素結合に起因する吸着と疎水性空間への単純な分配の両方によって保持されることをはじめて実証する。比較的希薄な溶液を用いても,大量のこの試薬が,吸着機構によって保持された。Mn2+,Co2+,及びZn2+の二価金属イオンが,1:1の中性錯体([ML])として抽出された一方で,Ni2+とCu2+は,1:1のカチオン性錯体([MHL]+)のイオン対として,H2Lを含むSPE中のアニオンによって抽出された。抽出性と選択性は,液-液抽出のそれと本質的に同じであった。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (21件):
  • 1. B. A Moyer, “Ion Exchange and Solvent Extraction”, 2013, Vol. 21, CRC Press, New York.
  • 2. N. Hirayama, M. Deguchi, and T. Honjo, Solv. Extr. Res. Dev. Jpn., 2006, 13, 83.
  • 3. K. Shimojo, H. Okamura, N. Hirayama, S. Umetani, H. Imura, and H. Naganawa, Dalton Trans., 2009, 25, 4850.
  • 4. H. Okamura, A. Ikeda-Ohno, T. Saito, N. Aoyagi, H. Naganawa, N. Hirayama, S. Umetani, H. Imura, and K. Shimojo, Anal. Chem., 2012, 81, 9332.
  • 5. M. Sakato and N. Hirayama, Anal. Sci., 2014, 30, 783.
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