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J-GLOBAL ID:201602247249194649   整理番号:16A0688768

コムギとオオムギへのモリブデン化合物を用いた種子被覆による鹹水件での苗立ちの改善

Improvement of seedling establishment under flood condition by seed coating with molybdenum compounds for wheat and barley
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 223-229 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0809A  ISSN: 1349-1008  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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コムギとオオムギは,日本では冬にしばしば水田においても栽培される。水田の排水はしばしば不十分である。コムギとオオムギの苗立ち率は,播種後に激しい降雨があると低くなる傾向にある。苗立ちに対する冠水による被害は多くの因子によると考えられる。冠水した還元土壌における硫化物イオンの発生は,冠水による被害の一因子と考えられる。本研究では,コムギとオオムギの苗立ちへの冠水による被害に対する,硫化物イオンの発生を抑えるモリブデン化合物を用いた種子被覆の効果を調べた。可溶性の低い2種類のモリブデン化合物を,コムギあるいはオオムギの種子に種々の量で被覆した。被覆した種子を土壌に播種し,すぐに20°Cで2日間冠水した。種子をモリブデン化合物で被覆しない場合には,苗立ち率は32%以下であった。しかし0.05~0.5モル モリブデン/kgで被覆すると苗立ちは有意に改善され,苗立ち率は54%以上になった。しかし播種した種子を冠水しない場合には,0.1あるいは0.2モル モリブデン/kg以上のモリブデン化合物で被覆した種子の苗立ち率は有意に低下した。従って,モリブデン化合物による被覆は冠水条件における被覆種子の苗立ちを改善するが,冠水しない条件の被覆種子の苗立ちは害するようであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  自然災害 
引用文献 (11件):

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