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J-GLOBAL ID:201602250163830592   整理番号:16A0703707

発電用ガスタービン技術の変遷と将来展望

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資料名:
巻: 119  号: 1173  ページ: 434-437  発行年: 2016年08月05日 
JST資料番号: F0228A  ISSN: 0021-4728  CODEN: NKGKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ガスタービンを主機としたコンバインド発電プラント(GTCC)の需要が世界的に旺盛である。負荷追従性に優れたガスタービンは,近年増加する再生可能エネルギーとの親和性も高く,さらに水素燃科などのCO2を発生させない非化石燃料にも対応できることから,近年ますます注目を集めている。主に非常用発電装置として発達してきた小型ガスタービンについては分散型電源の牽引役としても期待されている。本稿では,主にGTCC発電システムの主機となる大型の発電用ガスタービンの現状と今後の展望について概説する。三菱日立パワーシステムズ(株)では1500°C級ガスタービンまでのGTCCの実績と,国家プロジェクト1700°C級発電用ガスタービンの研究開発の成果を取り入れ,世界初となる1600°C級ガスタービンの開発に成功した。国内では1600°C級GTCCの商用運転が始まっており,このGTCCの熱効率は世界最高レベルとなる61%(LHV基準)をも達成しうる。現在,世界的には産業用ガスタービンの高温化・高性能化技術の開発が可能な国は,アメリカ・ドイツ・日本の3箇国に絞られつつある。1700°C級ガスタービンがGTCCの主機として実用化されると発電効率は64%(LHV基準)を超え,従来火力発電設備に対して大幅な効率改善となる。新サイクルとして,高湿分空気利用ガスタービン(AHAT),燃料電池を用いたトリプルGTCC発電を紹介した。
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ガスタービン  ,  内燃機関発電 
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