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J-GLOBAL ID：201602250935876135   整理番号：16A0475795

静電植毛加工技術の現状と展望

著者 (2件)： 長谷川孝 (東京都産業技術研究セ) ,  殿谷保雄 (東京都産業技術研究セ)
資料名： 静電気学会誌  (Journal of the Institute of Electrostatics Japan)
巻： 40  号： 3  ページ： 148-152  発行年： 2016年05月31日 
JST資料番号： S0175A  ISSN： 0386-2550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静電植毛加工技術の現状と展望について述べる。静電植毛加工技術は,フロックまたはパイルと呼ばれる短繊維をクーロン力で飛翔させ,接着剤を塗布した被植毛物体に一様に投錨(植毛)させる表面加工技術である。今日,玩具やアクセサリーケースなどへの装飾性の付与だけでなく,車の窓枠ゴムの摺動性向上,ヒーター高温部分の断熱性向上,光学部品の無反射性向上などの性能を付与させる目的で,多方面に応用されている。最近では接着剤の品質向上に伴い,耐久性に優れた静電植毛加工製品が普及している。また導電性,耐熱性,放熱性など用途に応じたフロックが開発されており,製品の応用箇所も広がりつつある。

シソーラス用語： *フロック加工 ,  *技術 ,  フロック ,  ステープルファイバ ,  応力 ,  表面加工 ,  接着剤 ,  性質 ,  異常反射 ,  導電性 ,  耐熱性 ,  熱放射 ,  サッシ ,  加熱器 ,  部品
準シソーラス用語： *静電植毛 ,  *加工技術 ,  Coulomb応力 ,  摺動性 ,  断熱性 ,  無反射 ,  光学部品

分類 (2件)： 仕上げ  (YM06030F) ,  静電気学,静磁気学  (BD01010C)

引用文献 (14件)：

• 殿谷保雄,小野雅司,渡邉耕士:静電植毛における放電特性.静電気学会講演論文集'93,p.257,静電気学会(1993)
• 殿谷保雄:静電植毛加工技術.静電気学会誌,38(2014)199
• 松田謹一:静電気応用の静電気植毛工業について.静電気学会誌,16(1992)357
• 殿谷保雄:静電植毛加工技術.パウダーコーティング,13(2013)75
• 中村康宣:静電植毛の現状と将来.静電気学会誌,16(1992)358

タイトルに関連する用語 (3件)： 静電植毛 ,  現状 ,  展望