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J-GLOBAL ID:201602251661591997   整理番号:16A0762566

北海道における秋播性コムギ新旧品種きたほなみとホクシンの生育・収量特性の差異

著者 (10件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 155-161(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道における秋播性コムギの基幹品種きたほなみは,従来の品種ホクシンに比較して収量性が高い.その多収要因を明らかにするために,2011/2012年と2012/2013年の2作期にわたって,両品種の生育・収量特性を比較した.きたほなみは,子実収量がホクシンに比べて8%多かった.これは一穂粒数が多く,千粒重が重かったためであり,シンク容量が大きかったことが多収要因であった.また,成熟期の全乾物重は,きたほなみがホクシンよりも13%重かった.全乾物重は,乳熟期から成熟期までのCGRが高かったために重く,特に穂の乾物重が大きく増加したことから,登熟後半でのソース能力が高かったことも多収要因であった.きたほなみは,葉身の窒素含有率が乳熟期と成熟期において第2葉と第3葉でホクシンよりも高く,登熟後半でも直立した緑色葉が効率的に光エネルギーを吸収してNARを高く維持したために乳熟期以降に乾物生産を高く維持したと推察された.(著者抄録)
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分類 (1件):
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麦 
引用文献 (21件):
  • 荒木英晴・内藤誠・千葉健太郎・森政博・井村直樹・上堀孝之・田原修一・石村博之・渡邉智昭・木島正利 2011. オホーツク地域における秋まき小麦きたほなみの茎数管理技術. 北農 78: 402-408.
  • Donald, C.M. 1968. The breeding of crop ideotypes. Euphytica 17: 385-403.
  • Frederick, J.R. and Camberato, J.J. 1994. Leaf net CO2-exchange rate and associated leaf traits of winter wheat grown with various spring nitrogen fertilization rates. Crop Sci. 34: 432-439.
  • 後藤寛治 1987. 収穫指数の意義と限界. 育種学最近の進歩 23: 21-28.
  • 松島省三・田中孝幸・星野孝文 1964. 水稲収量の成立原理とその応用に関する作物学的研究:第 68 報 稲の姿勢と同化能率 (1). 日作紀 33: 44-48.
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