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J-GLOBAL ID:201602252209057357   整理番号:16A1199591

2つのC60フラーレン誘導体の獲得免疫に及ぼす有望な抑制効果

Potential Suppressive Effects of Two C60 Fullerene Derivatives on Acquired Immunity
著者 (15件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 11:449 (WEB ONLY)  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7001A  ISSN: 1931-7573  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フラーレン誘導体の多くの炎症疾患モデルへの治療効果は立証されている。アレルギーおよび自己免疫病におけるこれらフラーレンナノ粒子の有益役割は,それらの獲得免疫における抑制能を示唆するが,それらの抗炎症作用機構はまだ明らかではない。そこで本研究では,C60ピロリジントリス-酸(C60-P)およびポリヒドロキシル化フラーレン〔C60(OH)36〕のin vitroおよびin vivoにおける獲得免疫に及ぼす影響を調べた。その結果,in vitroにおいて両方のC60誘導体は,T細胞受容体介在T細胞活性化および抗-CD40/IL-4刺激下におけるB細胞抗体産生に及ぼす用量依存的抑制効果を持っていた。これは,抗酸化性N-アセチルシステインの作用と類似していた。また,C60-Pは,T細胞非依存的抗体応答には影響を与えなかったが,in vivoにおけるオボアルブミン特異的抗体産生およびオボアルブミン特異的T細胞応答を抑制した。以上の結果から,フラーレン誘導体は,T細胞を必要とする獲得免疫応答を抑制できることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  炭素とその化合物 
タイトルに関連する用語 (4件):
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