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J-GLOBAL ID:201602253859837480   整理番号:16A0993908

ナイロン6,6織物の触媒化とNi-P無電解めっきにおける超臨界二酸化炭素の適用

Application of supercritical carbon dioxide in catalyzation and Ni-P electroless plating of nylon 6,6 textile
著者 (12件):
資料名:
巻: 302  ページ: 336-343  発行年: 2016年09月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,超臨界二酸化炭素(sc-CO2)の触媒化と(sc-CO2)乳化電解液のめっきを含む無電解めっきをナイロン6,6織物の金属化に適用した。sc-CO2の効果を実証するために,従来の方法またはビス(2,4-ペンタンジオナト)-パラジウムを用いた超臨界二酸化炭素触媒(SCC)法のいずれかによって触媒化を行った。触媒処理の後,従来の無電解めっきまたは超臨界CO2乳化電解液(ELP-SCE)による無電解めっきのいずれかを実施した。ナイロン6,6のNi-Pコーティングの表面を光学顕微鏡および走査型電子顕微鏡で観察した。従来の触媒と従来の無電解めっきによるNi-Pコーティングは,クラック,ノジュール,粗い構造を示した。SCCによるNi-Pコーティングおよび従来の無電解めっきでは,各繊維表面に平滑なNi-Pコーティングが形成され,いくらかの剥離部分が存在した。一方,SCCとELP-SCEにより各繊維表面に均一なNi-Pコーティングが得られた。これらの結果から,SCCがPd触媒を繊維中に含浸させるのに有効であり,ELP-SCEがNi-Pのノジュール成長を抑制できることが示された。したがって,提案した方法はナイロン6,6繊維の表面を金属化することができ,織物にいくつかの機能を付与できる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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繊維改質  ,  無電解めっき 
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