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J-GLOBAL ID:201602255352962249   整理番号:16A0412951

生態系における汚染の動態と影響 海洋プラスチック汚染:海洋生態系におけるプラスチックの動態と生物への影響

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巻: 66  号:ページ: 51-68  発行年: 2016年03月30日 
JST資料番号: G0845B  ISSN: 0021-5007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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プラスチックの生産量は増加傾向にある一方で,廃棄量も増加しており,適切に処理されないものは最終的に海洋へと流出していく。プラスチックは難分解性であるため長期間にわたって海洋中に存在し,鯨類やウミガメ類など様々な海洋生物に摂食されている。特に,海鳥類では高頻度のプラスチック摂食が確認されている。プラスチック摂食による影響は,物理的な摂食阻害とプラスチック由来の化学物質が体内へ移行して起こる毒性の2つが考えられる。近年,プラスチックに吸着するポリ塩化ビフェニル(PCBs)と難燃剤として添加されているポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDEs)がプラスチック摂食によって外洋性海鳥の体内に移行する証拠が出された。また,動物プランクトンなどの低次栄養段階の生物にもマイクロプラスチックと呼ばれる微小なプラスチックと化学物質が取り込まれていることが報告され始め,海洋生態系全体に汚染が広がっていることが明らかになってきた。このようにプラスチックが汚染物質のキャリヤーとしてふるまうことから,海洋生物のプラスチック摂食が生態系内での新たな汚染物質の暴露ルートとなる。今後,海洋へのプラスチック流出量の増加に伴って海洋生物への汚染物質の負荷量が大きくなり,海洋生態系全体へ脅威が増すと考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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生態系  ,  その他の汚染原因物質  ,  ゴム・プラスチック工業一般 
引用文献 (104件):
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