抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北地方太平洋沖地震後に神津島に設置したキロメートルスケールの測線長で,地電位差の変動を調査した。この調査の目的は,東北地方太平洋沖地震に伴う地球電磁気変動を調べるためである。解析の結果3つの変動をとらえることができた。それらは,(1)地震動の到達時は広帯域速度型地震計でみられる13秒から18秒周期の変動に類似する変動,(2)津波ないしはレイリー波によって励起された音波・大気重力波が電離圏に到達することによって起きたE領域ダイナモ電流起源の変動,(3)南北成分において津波通過時に生じる孤島内分極による変動,である。