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J-GLOBAL ID：201602257711890787   整理番号：16A1198944

薄板モルタル法による長崎市端島(軍艦島)の塩害環境評価

著者 (3件)： 佐々木謙二 (長崎大 大学院工学研究科) ,  行村岳哲 (大分県 中部振興局) ,  原田哲夫 (長崎大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 517-522  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,世界文化遺産に登録された長崎市端島(軍艦島)のコンクリート構造物に対する塩害環境について検討した。軍艦島の塩害環境の空間変動,季節変動を明らかにするために,薄板モルタル試験体を軍艦島各所のコンクリート構造物に設置し,1ヶ月または3ヶ月ごとに設置,回収を繰り返し行って,薄板モルタルによって捕集された塩化物イオン量を分析した。その結果,軍艦島の塩害環境に及ぼす方位,護岸からの距離,建物高さ,消波ブロックの有無等の影響を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *塩害 ,  *モルタル ,  *コンクリート構造物 ,  季節的変動 ,  アニオン ,  護岸 ,  消波ブロック ,  曝露試験
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  空間変動 ,  *軍艦島 ,  建物高さ ,  水結合材比 ,  *薄板モルタル

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (2件)：

• 佐伯竜彦,竹田光明,佐々木謙二,嶋毅:飛来塩分環境の定量評価に関する研究,土木学会論文集E,Vol.66,No.1,pp.1-20,2010.
• 佐伯竜彦,能勢陽祐,菊地道生:薄板モルタル供試体を用いたミクロ塩害環境評価手法に関する基礎的検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.33,No.1,pp.803-808,2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： 薄板 ,  モルタル ,  長崎 ,  端島 ,  軍艦島 ,  塩害 ,  環境評価