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J-GLOBAL ID：201602261784507095   整理番号：16A0593398

製造方法が異なる箱形断面柱の大変形域載荷実験

著者 (6件)： 向出静司 (大阪工大) ,  奥伸之 (竹中工務店) ,  奥伸之 (大阪大 大学院) ,  松尾克也 (大林組) ,  松尾克也 (大阪大 大学院) ,  多田元英 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 23  号： 90  ページ： 51-64  発行年： 2016年06月25日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 角形鋼管柱が局部座屈によって耐力が著しく低下するような大変形域までの一定軸力下の曲げせん断載荷実験に基づき,その挙動を考察し,以下の知見を得た。1)幅厚比がFAランク境界値程度(25)以上の場合,角形鋼管の製造方法による最大耐力差はなかったが,幅厚比がさらに小さい(19)場合,降伏比が低い方が最大耐力は大きくなる。2)0°方向載荷の同じ板厚の試験体で,最大耐力以降の同じ耐力時点の劣化勾配は,冷間ロール成形材と冷間プレス成形材は概ね同程度で,溶接組立材よりも急勾配になる。3)繰返し載荷における最大耐力以降の局部座屈は,耐力劣化域において主に曲げ圧縮側で変形が進む。4)繰返し載荷の履歴曲線から変換した骨格曲線は,単調載荷の履歴曲線と概ね良い対応を示す。5)局部座屈モードについて確認した。6)比較的簡易に局部座屈による耐力劣化性状を表現できる既往の解析モデルを修正したモデルを提案し,実挙動との対応が改善されることを確認した。

シソーラス用語： 角形鋼管 ,  *柱 ,  ロールフォーミング ,  鋼材 ,  冷間加工 ,  *局部座屈 ,  箱形断面 ,  剪断試験 ,  耐荷力 ,  破壊モード ,  解析モデル ,  復原性 ,  溶接構造
準シソーラス用語： プレス成形 ,  *角形鋼管柱 ,  曲げ剪断試験 ,  座屈モード ,  最大耐力 ,  復元力特性 ,  幅厚比 ,  溶接組立材

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 製造方法 ,  箱形断面 ,  大変形 ,  載荷実験