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J-GLOBAL ID:201602261826346983   整理番号:16A0496916

高機能フィルム・シート 世界最高水準の標準ガスバリアフィルムの開発

著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 57-59  発行年: 2016年06月15日 
JST資料番号: Y0873A  ISSN: 0911-2316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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標準ガスバリアフィルムとは,ガス透過度が既知で,その値が校正証明書(試験成績書)に記載されたガスバリアフィルムである。有機ELディスプレイや有機太陽電池等の性能劣化防止するために,水蒸気や酸素を透過させないハイガスバリア層をプラスチックフィルム上に塗工し,有機エレクトロニクスデバイスの劣化を防いでいる。今回,産業技術総合研の工学計測標準研究部門と化学プロセス研究部門が共同で標記開発を行った。既に開発した「クレースト」(緻密に積層した粘土結晶の間をバインダが埋めた構造の粘度膜)は,粘土とバインダの混合割合を調整して水蒸気透過度を制御できる。今回バインダにポリイミドを採用し,水蒸気透過度を2.0×10-3g/m2日になるように調整して作製した。このクレーストを穴の開いたステンレス薄板に熱プレスで直接接合し標準ガスバリアフィルムを作製した。1)はじめに,2)標準ガスバリアフィルムとは,3)標準ガスバリアフィルムの開発と評価(研究の経緯,フィルム開発,フィルム評価),4)まとめと今後の予定。
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分類 (5件):
分類
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膜分離  ,  土壌鉱物  ,  その他の高分子材料  ,  接着  ,  金属薄膜 
引用文献 (17件):
  • バリア研究会監修、永井一清編著:バリア技術,共立出版(2014)
  • 永井一清、黒田俊也、山田泰美、狩野賢志、宮島秀樹編:最新バリア技術,シーエムシー出版(2011)
  • 東レリサーチセンター調査研究部:ガスバリア・ガス分離技術(2011)
  • (株)日立ハイテクフィールディング http://www.hitachi-hightech.com/hfd/product_detail/?pn=ana-mocon-nist
  • 鈴木晃:応用物理,第85巻,第1号,p28-32(2016)
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