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J-GLOBAL ID：201602266697444854   整理番号：16A0423204

小麦収量を変動させる気象要素は十勝とオホーツクで異なる

著者 (6件)： 下田星児 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  濱嵜孝弘 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  廣田知良 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  菅野洋光 (農研機構 中央農業研究セ) ,  西尾善太 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  西尾善太 (農研機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 北農
巻： 83  号： 2  ページ： 158-162  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： F0679A  ISSN： 0018-3490  CODEN： HOKUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小麦収量に影響する気象要因は,十勝地域では登熟期間にあたる6月下旬~7月中旬の気温,オホーツク地域では同時期の日照時間であった。太平洋高気圧の影響を受ける高温年は,十勝地域で顕著な収量の低下が見られるが,オホーツク地域は高温年でも日照時間が長くなる年が多く,多収になる場合がある。日照時間4.5時間以下の場合に,高温に伴う収量の低下が顕著になる。収量予測や栽培技術の開発に繋がる成果である。(著者抄録)

シソーラス用語： 作物収量 ,  *コムギ ,  北海道 ,  登熟 ,  日照時間 ,  *栽培 ,  *気象要素 ,  栽培管理
準シソーラス用語： 栽培管理作業 ,  *作物栽培 ,  十勝 ,  登熟期

分類 (1件)： 麦  (FC03033M)

引用文献 (9件)：

• Mori K, Sato T (2014) Spatio-temporal variation of high-temperature events in Hokkaido, north Japan. Journal of Meteorology Society of Japan, 92, 327-346.
• Nishio Z, Ito M, Tabiki T, Nagasawa K, Yamauchi H, Hirota T (2013) Influence of higher growing-season temperatures on the yield components on winter wheat (Triticum aestivum L.). Crop Science, 53, 621-628.
• 農林水産省(2015)平成27年産4麦の収穫量, 平成27年11月17日公表.
• Ogi M, Tachibana Y, Yamazaki K (2004) The connectivity of the winter North Atlantic Oscillation (NAO) and the summer Okhotsk High, Journal of Meteorology Society of Japan, 82, 905-913.
• Seino H (1993) An estimation of distribution of meteorological elements using GIS and AMeDAS data. Journal of Agricultural Meteorology, 48, 379-383.

タイトルに関連する用語 (4件)： 小麦 ,  収量 ,  気象要素 ,  十勝