文献
J-GLOBAL ID:201602269588174167   整理番号:16A1327538

パラジウム-銀二元合金膜中の水素浸透性の異常温度依存性及び水素化学ポテンシャルによるその解析

Anomalous Temperature Dependence of Hydrogen Permeability through Palladium-Silver Binary Alloy Membrane and Its Analysis Based on Hydrogen Chemical Potential
著者 (5件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 695-702(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Pd-Ag合金膜の100~500°Cの広温度範囲での水素浸透性を検討した。300°C以上でのPd-23mol%Agの水素浸透係数Φは温度低下とともに減少し,文献値とよく一致した。しかし250°C以下ではΦの増加が始まり約180°Cで最大値を示した。銀濃度及び使用条件からみればα-α ́相変態はこの条件では起こらない。言い換えれば,α-α ́相変態は低温でのPd-23mol%Agの異常温度依存性の理由ではない。さらに,室温~500°Cで拡散支配水素浸透反応が起こったことも確認されている。ピーク値発生の理由を解明するために,水素化学ポテンシャルに基づく水素浸透の新しい表現の観点から水素浸透性を解析した。PCT因子(fPCT)はピーク発生の主要因であり,対応する圧力-組成-恒温曲線(PCT曲線)がこの合金の水素浸透性の解明には必須であることが分かった。ピーク特性に対する圧力条件及び銀濃度の依存性も検討した。ピーク温度は供給側の水素圧の増加とともに上昇した。またピークは低温で発生しPd-Ag合金膜の銀濃度が低下すると顕著になった。Pd-Ag合金膜の組成は使用温度及び圧力条件に基づいて決定する必要があるとも言える。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の物理的・機械的性質  ,  膜分離 

前のページに戻る