文献
J-GLOBAL ID:201602272510297845   整理番号:16A1390461

Arabidopsisとソラマメの気孔閉鎖におけるグルタミン酸機能

Glutamate functions in stomatal closure in Arabidopsis and fava bean
著者 (8件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 39-49  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
孔辺細胞は,光合成活性を維持するガス交換と水収支を制御するので高等植物のために不可欠である。それらの動きを制御するシグナル伝達過程は,アブシシン酸(ABA),青色光,病原体特異的分子パターン(PAMPs)と二酸化炭素のようないくつかの因子によって制御されている。ここで,著者らは,よく知られた哺乳類神経伝達物質アミノ酸グルタミン酸(Glu)がArabidopsisとソラマメ(Vicia faba L.)両方の気孔閉鎖において新規シグナル伝達分子として機能することを示した。薬理学的および電気生理学的解析は,シグナル伝達過程におけるGlu受容体,Ca2+と蛋白質リン酸化の関与の重要な手がかりを提供した。Arabidopsis ABA欠損(aba2-1)およびABA非感受性(abi1-1およびabi2-1)突然変異体を用いた遺伝学的分析は,ABAがGluシグナル伝達に必要でないことを示した。しかしながら,Slow Anion Channel-Associated1(SLAC1)とCalcium-Dependent Protein Kinase 6(CPK6)をコード化するArabidopsis遺伝子の機能喪失は,Glu応答を損なった。さらに,Arabidopsis Glu受容体様遺伝子(GLR),GLR3.5のT-DNAノックアウト突然変異体はGlu依存気孔閉鎖に対するそれらの感受性を失った。著者らの結果は,気孔閉鎖における機能的Glu信号伝達およびこの信号伝達過程におけるGLRの重要な役割を強く支持した。Copyright 2015 The Botanical Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  植物の生化学  ,  アミノ酸  ,  光合成 
引用文献 (55件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る