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J-GLOBAL ID:201602275342549406   整理番号:16A0671736

ルテニウムベースのアンモニア合成触媒における水素化物イオンの本質的役割

Essential role of hydride ion in ruthenium-based ammonia synthesis catalysts
著者 (10件):
資料名:
巻:号:ページ: 4036-4043  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7042A  ISSN: 2041-6539  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低温・低圧条件下でのアンモニアへの効率的還元は,肥料や水素貯蔵に対して急増する需要を満たすための課題だった。本論文では,ルテニウムナノ粒子と組合せたCa2N:e-二次元電極(Ru/Ca2N:e-)が,200°Cの低い温度まで,効率的で安定な触媒活性を示すことを報告した。この触媒性能は,アンモニア合成時のアニオン性電子の水素との可逆反応(Ca2N:e-+xH⇔[Ca2N]+e1-x-Hx-)により生成した[Ca2N]+e1-x-Hx-に起因する。また,最も簡単な水素化物CaH2は,Ruとともに,Ru/Ca2N:e-に匹敵する触媒性能を示した。その結果,これらの水素化物中の電子は,小さな仕事関数2.3eVを有し,N2分子開裂を容易にする。低温下の水素化物におけるアニオン性電子とH-イオン間の円滑な可逆的交換可能性が,Ru表面の水素被毒を抑制する。本研究では,低温アンモニア合成向けの効率的促進剤としての金属水素化物の高い可能性を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
窒素とその化合物  ,  電気化学反応  ,  貴金属触媒  ,  塩 

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