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J-GLOBAL ID：201602284972134778   整理番号：16A1197269

竿先振動を利用した魚釣り支援システム

著者 (6件)： 才木常正 (兵庫県立工業技術センター) ,  才木常正 (兵庫県立大学大学院工学研究科) ,  荒木望 (兵庫県立大学大学院工学研究科) ,  武尾正弘 (兵庫県立大学大学院工学研究科) ,  吉田陽一 ((株)がまかつ) ,  前中一介 (兵庫県立大学大学院工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 136  号： 7  ページ： 1033-1034(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竿先にMEMS加速度センサを取り付けた,竿先振動を利用する魚釣り支援システムについて検討した。日本の釣り人口は,770万人であるが,釣りに関する研究事例は少ない。本研究では,MEMS加速度センサを取り付けることで,釣り人が魚のアタリを感じやすい魚釣り支援システムを構築できるかについて検討した。その結果,釣竿の振動減衰により,竿先に現われた全てのアタリに伴う振動が釣り人に伝わっている訳ではないことが明らかになった。すなわち,竿先の加速度センサで検知した振動を増幅して人に提示することで,今まで感じとれなかったアタリをとることが可能であることが分かった。また,釣竿の固有振動とアタリの振動とは異なったピーク周波数を持つことが分かり,アタリを判別できる可能性が示唆された。

シソーラス用語： *釣 ,  MEMS ,  センサ ,  *加速度計 ,  振動
準シソーラス用語： *MEMS加速度センサ

著者キーワード (10件)： センサ ,  振動 ,  加速度 ,  釣り ,  支援システム ,  Sensor ,  Vibration ,  Acceleration ,  Fishing ,  Support system

分類 (1件)： スポーツ用具  (ZB04000E)

引用文献 (5件)：

• (1) 公益財団法人 日本生産性本部:「レジャー白書2013」(2013)
• (2) T. Watanabe, K. Tanaka, and N. Hosoya : “Dynamics of a Fly Line (Casting Experiment with Fixed Wrist)”, Trans. Jpn. Soc. Mech. Eng., Vol. 70, No. 690, pp. 508-515 (2004) (in Japanese)
• 渡邊鉄也・田中基八郎・細谷直基:「フライラインの力学(手首固定条件におけるキャスティング実験)」, 日本機械学会論文集C, Vol. 70, No. 690, pp. 508-515 (2004)
• (3) T. Saiki, Y. Takizawa, T. Hashizume, K. Higuchi, T. Fujita, and K. Maenaka : “Utterance Detection by Intraoral Acceleration Sensor”, IEEJ Trans. EIS, Vol. 131, No. 4, pp. 826-832 (2011) (in Japanese)
• 才木常正・瀧澤由佳子・橋詰 努・樋口行平・藤田孝之・前中一介:「口腔内加速度センサを用いた発話検出」, 電気論C, Vol. 131, No. 4, pp. 826-832 (2011)

タイトルに関連する用語 (2件)： 魚釣り ,  支援システム