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J-GLOBAL ID：201602285648289616   整理番号：16A0475359

飛行士との,飛行士による,飛行士のための宇宙船の安全制御 第15回 地上からのきぼうロボット親子アームの遠隔操作

著者 (6件)： 渡辺一尊 (有人宇宙システム) ,  伊巻和弥 (有人宇宙システム) ,  福井教夫 (有人宇宙システム) ,  和田勝 (宇宙航空研究開発機構) ,  森本仁 (宇宙航空研究開発機構) ,  成田伸一郎 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 64  号： 6  ページ： 167-172  発行年： 2016年06月05日 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： きぼうロボットアームは親アーム,子アームからなり,きぼう運用での各種構造物のハンドリングやクルーによる船外活動の低減を目的に開発された。親あーむはSTS-124で打ち上げられISSに取り付けられ,子アームはHTV1にて打ち上げ後船内実験室で組み立て,きぼうエアロックから船外保管装置に取り付けられた。その後軌道上クルーによるアーム運用がしばらく続けられたが,2001年以降,地上からのS-BandおよびKu-Band通信による遠隔操作で行われている。本稿では地上操作に移行した背景,クルー運用と地上遠隔操作の相違点とメリットおよびデメリットについて,手順検証,運用領域,アーム駆動,異常処置対応および安全設計について述べた。

シソーラス用語： *宇宙ステーション ,  施設 ,  *ロボットアーム ,  *宇宙飛行士 ,  遠隔制御
準シソーラス用語： きぼう ,  遠隔操作

分類 (1件)： 飛しょう体ぎ装  (QK04030D)

引用文献 (3件)：

• 上野浩史,土井 忍,森本 仁:きぼう組立とロボットアーム展開の成果概要,第26回日本ロボット学会学術講演会,神戸,2008.9.
• Watanabe, K. and Doi, S.: Road to JEMRMS Ground Control, IAC (International Astronautical Congress), Naples, 2013.10.
• Koike, A. and Hasegawa, S.: JEM Remote Manipulator System Control from the Ground, IAC (International Astronautical Congress), Cape Town, 2011.10.

タイトルに関連する用語 (7件)： 飛行士 ,  宇宙船 ,  地上 ,  きぼう ,  ロボット ,  親子 ,  遠隔操作