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J-GLOBAL ID:201602289309397486   整理番号:16A0558701

3’-Blocking DNA損傷としての連鎖停止ヌクレオシドアナログの化学的取り込みとヒトERCC1-XPFエンドヌクレアーゼによるその除去

Chemical Incorporation of Chain-Terminating Nucleoside Analogs as 3′-Blocking DNA Damage and Their Removal by Human ERCC1-XPF Endonuclease
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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3’-ヒドロキシ基を欠くヌクレオシド/ヌクレオチド類似体は,HIV治療に広く利用されている。これらの連鎖停止ヌクレオシドアナログ(CTNA)は,成長するDNAへの取り込み後にDNA合成をブロックし,抗ウイルス効果をもたらす。しかしながら,それらはまたDNA損傷剤であると考えられており,DNA修復酵素であるチロシル-DNAホスホジエステラーゼ1は,このようなDNAのCTNA修飾を除去することができると報告されている。ここで著者らは,アシクロビル,アバカビル,カルボビル,およびラミブジンなどの代表的なCTNAのホスホラミダイトのビルディングブロック(基盤)を合成し,3’-CTNAを有するオリゴヌクレオチドを固体の支持体上で首尾よく合成した。化学的に合成されたオリゴヌクレオチドを用いて,著者らは,ヌクレオチド除去修復の主要成分の1つである,ヒトexcision repair cross complementing protein1-色素性乾皮症F群(ERCC1-XPF)エンドヌクレアーゼによるDNA中の3’-CTNAsの切除を研究した。生化学的分析により,ERCC1-XPFエンドヌクレアーゼが3’-blocking CTNAsの2-7nt上流を切断し,CTNAsの除去後にクレノウ断片によるDNA合成が再開されることが実証された。これにより,ERCC1-XPFがCTNA誘発性のDNA損傷の修復に関与することが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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分子遺伝学一般 

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