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J-GLOBAL ID:201602292068953381   整理番号:16A0503439

共触媒としてCr2O3シェル/Pb2Ru2O7-δコアのGaN:ZnOを用いる可視光照射下の水分解

Water splitting under visible light irradiation using a GaN:ZnO with Cr2O3 shell/Pb2Ru2O7-δ core as a co-catalyst
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 77-78  発行年: 2016年01月30日 
JST資料番号: G0259A  ISSN: 0388-9564  CODEN: TAENAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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地球上に豊富な太陽光は,化石燃料を置き換える将来のエネルギー源と期待されている。可視光誘起の光触媒を用いる水分解は,太陽光エネルギーをH2の形態で化学エネルギーに変換する方法である。水光分解の活性を向上させるために,H2とO2の再結合を抑制する助触媒としてCr2O3/Rhシェルーコア,あるいはRh2ーyCryO3が用いられてきたが,貴金属Rhは高価であり,代替の助触媒の開発に迫られている。本論文では,GaN:ZnO上に担持されたr2O3シェル/Pb2Ru2O7-δコア助触媒を用いて,可視光誘起の水光分解を調査した。エネルギー分散X線分光分析によると,Pb2Ru2O7-δとCr2O3は,GaN:ZnO上に均一に分散されている。可視光照射下の光触媒水分解が実行され,発生したH2とO2のほぼ化学量論が確認され,剥き出しのGaN:ZnOが使用された場合,ガスは発生しなかった。H2とO2の発生量は,Cr2O3負荷増加に伴って増え,H2とO2の再結合が,Pb2Ru2O7-δのCr2O3により抑制されることが,示唆されている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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光化学反応 
引用文献 (7件):

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