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J-GLOBAL ID：201602295581511457   整理番号：16A0440366

ワークフロー表現を用いたレシピの典型性評価と典型的なレシピの生成

著者 (4件)： 山肩洋子 (京大 大学院情報学研究科) ,  今堀慎治 (中央大 理工) ,  森信介 (京大 学術情報メディアセ) ,  田中克己 (京大 大学院情報学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D(Web)
巻： J99-D  号： 4  ページ： 378-391 (WEB ONLY)  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： U0473A  ISSN： 1881-0225  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,料理名によりレシピを検索した結果得られた上位数件のレシピについて,それらのレシピ集合における各レシピの調理手順の典型性を評価するのと同時に,典型的な調理手順を生成する手法を提案する。レシピの調理手順文書は,我々が開発した手法を含む既存手法を活用することで,あらかじめ食材が葉,加工が節点,料理の完成品が根である無順序木に変換されているものと想定する。本研究ではまず,二つのレシピ間の類似度は,それらのツリーの間の編集距離により評価できると考え,2段階の処理により無順序木間の編集距離を算出するアルゴリズムを提案し,更にレシピに適応した編集コストを設定した。次に,集合内におけるあるレシピの典型性は,そのレシピのそれ以外のレシピに対する編集距離の平均により評価できることを示した。最後に,集合内のレシピから,それらよりもより典型的なレシピを生成する手法を提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： *調理 ,  *検索 ,  *ワークフロー ,  処理 ,  特徴抽出 ,  フローグラフ ,  木【グラフ】 ,  情報理論 ,  類似性 ,  評価
準シソーラス用語： *レシピ ,  手順特徴抽出 ,  手順要約 ,  編集距離 ,  類似度

分類 (1件)： その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (19件)：

• 山肩洋子,今堀慎治,杉山祐一,田中克己,“レシピフローグラフを介したレシピ集合の要約と特徴抽出,” 信学技報, DE2013-40, 2013. http://ci.nii.ac.jp/naid/40019824632/
• 佃 洸摂,中村聡史,山本岳洋,田中克己,“レシピ探索のためのレシピの構造とその安定度を考慮した追加・削除可能な食材の推薦,” 信学論(A),vol.J94-A, no.7, pp.476-487, July 2011. http://ci.nii.ac.jp/naid/110008673443/
• 高橋良平,小山 聡,大島裕明,田中克己,“投稿型レシピサイトにおけるレシピ名の修飾表現の適合性判定手法,” 信学論(A),vol.J94-A, no.7, pp.467-475, July 2011.
• L. Wang, Q. Li, N. Li, G. Dong, and Y. Yang, “Substructure similarity measurement in chinese recipes,” Proc. 17th International Conference on World Wide Web, pp.979-988, WWW ’08, ACM, New York, NY, USA, 2008. http://doi.acm.org/10.1145/1367497.1367629
• K.-C. Tai, “The tree-to-tree correction problem,” J. ACM, vol.26, no.3, pp.422-433, 1979. http://doi.acm.org/10.1145/322139.322143

タイトルに関連する用語 (4件)： ワークフロー ,  表現 ,  レシピ ,  評価