特許
J-GLOBAL ID:201603000024064795

ガスセンサ素子およびガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-266160
公開番号(公開出願番号):特開2016-125888
出願日: 2014年12月26日
公開日(公表日): 2016年07月11日
要約:
【課題】一対の電極部がそれぞれ固体電解質体の同一面に配置される構成のセルを備えるガスセンサ素子であって、特定ガスの検出精度の低下を抑制できるガスセンサ素子およびガスセンサ素子を備えるガスセンサを提供する。【解決手段】NOxセンサにおけるガスセンサ素子は、第2ポンピングセルにおける一対の電極として、中央第2ポンプ電極部83bおよび周囲第2ポンプ電極部83cを備えている。中央第2ポンプ電極部83bおよび周囲第2ポンプ電極部83cは、いずれも第3固体電解質体の同一面に形成されている。中央第2ポンプ電極部83bは、中央電極として備えられるとともに、周囲第2ポンプ電極部83cは、中央第2ポンプ電極部83bの周囲領域の一部に配置される周囲電極として備えられる。このようなガスセンサ素子によれば、特定ガス(NOx)の検出精度の低下を抑制できる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
測定対象ガスが導入される第1測定室と、 前記第1測定室において酸素の汲み出し又は汲み入れが行われた前記測定対象ガスが導入される第2測定室と、 固体電解質体、及び該固体電解質体上に形成される一対の第1電極を有し、前記一対の第1電極のうち一方の電極が前記第1測定室に露出して、前記第1測定室に導入された前記測定対象ガスに対する酸素の汲み出し又は汲み入れを行う第1ポンプセルと、 固体電解質体、及び該固体電解質体上に形成される一対の第2電極を有し、前記一対の第2電極のうち一方の電極が前記第2測定室に露出すると共に、他方の電極が前記第2測定室の外部に設けられ、前記第2測定室に導入された前記測定対象ガス中の特定ガス濃度に応じた第2ポンピング電流が流れる第2ポンプセルと、 を有するガスセンサ素子であって、 前記一対の第2電極における前記一方の電極および前記他方の電極は、いずれも前記第2ポンプセルを形成する固体電解質体の同一面に形成されており、前記一方の電極が中央側に配置される中央電極として備えられるとともに、前記他方の電極が前記中央電極の周囲領域における少なくとも一部に配置される周囲電極として備えられ、 前記中央電極は、その輪郭の内側に導電性材料が隙間無く配置されて形成されており、 前記周囲電極は、前記中央電極の重心を挟むように配置された2つの仮想点と、前記2つの仮想点どうしをつなぐ連結領域と、を備える、 ガスセンサ素子。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/30
FI (2件):
G01N27/46 331 ,  G01N27/30 F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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