特許
J-GLOBAL ID:201603000426266610

画像診断用カテーテルに用いる医療用ガイドワイヤ及び光干渉断層画像診断カテーテルとの組立体、並びに光干渉断層画像診断装置との組立体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-056901
公開番号(公開出願番号):特開2016-159132
出願日: 2015年03月03日
公開日(公表日): 2016年09月05日
要約:
【課題】ガイドワイヤの病変部での通過性を維持しながら断層画像内のバックシャドーの低減を図り、鮮明化した断層画像に基づいて正確な病変部の症状が認識できるガイドワイヤ等を提供する。【解決手段】ガイドワイヤ1は、芯線が後端から先端へ、芯線後端径大部21と芯線中間細径部25と芯線先端径小部26とを備える。芯線中間細径部25は、画像診断用カテーテルのシース内に備えられたプローブを回転させながら後端側へ後退させる範囲内に位置する。芯線中間細径部25の外周に形成した親水性被膜6が水を吸収して膨潤し、膜厚が増大しても水による光吸収が極めて少ない為、増大した膜厚分が加算されて暗色のバックシャドーが拡張することはない。そして、膨潤した親水性被膜6により動摩擦係数を低くして、摺動性を飛躍的に向上させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
管腔内へ配置された医療用ガイドワイヤの後端を、画像診断用カテーテルの先端部に設けられた円筒状のガイドワイヤ挿通部へ挿入して、前記画像診断用カテーテルを前記医療用ガイドワイヤに沿わせて管腔内へ導入した後、前記ガイドワイヤ挿通部よりも後端側で、前記画像診断用カテーテルのシース内に備えられたプローブを回転させながら後端側へ後退させ、生体組織の断層画像を得る為の画像診断用カテーテルに用いる医療用ガイドワイヤであって、 前記医療用ガイドワイヤは、芯線が後端から先端へ、芯線後端径大部と芯線中間細径部と芯線先端径小部とを備え、後端側から先端側へ徐変縮径する部分を有し、前記芯線先端径小部を、等径部を有するコイル体内へ貫挿し、 接合部材を用いて、前記コイル体の先端と前記芯線先端径小部の先端と接合して先端接合部とし、前記コイル体の後端と前記芯線先端径小部の後端側とを接合して後端接合部とし、 前記芯線中間細径部は、前記プローブを回転させながら後端側へ後退させる範囲に位置し、前記芯線後端径大部に対する前記芯線中間細径部のねじれ角比(前記芯線中間細径部のねじれ角/前記芯線後端径大部のねじれ角)が、 11.06以上61.47以下で、 前記コイル体の等径部の最大外径を仮想線で結んだ円筒体を仮想コイル円筒体とし、前記仮想コイル円筒体に対する前記芯線中間細径部の表面積比(前記芯線中間細径部の表面積/前記仮想コイル円筒体の表面積)が、 0.357以上0.548以下であることを特徴とする画像診断用カテーテルに用いる医療用ガイドワイヤ。
IPC (1件):
A61B 1/00
FI (2件):
A61B1/00 320A ,  A61B1/00 300D
Fターム (8件):
4C161AA22 ,  4C161BB08 ,  4C161CC06 ,  4C161DD03 ,  4C161FF46 ,  4C161GG22 ,  4C161HH54 ,  4C161JJ06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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