特許
J-GLOBAL ID:201603000889865467

エンジンの冷却水流路制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  福岡 正明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-072841
公開番号(公開出願番号):特開2014-196708
特許番号:特許第5924300号
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 円筒状の内周面に複数の第1冷却水流路に通じるハウジング側第1開口部が周方向に並べて複数設けられたハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に収容され、かつ、内部空間にエンジンから冷却水が導入されると共に、外周面に該内部空間に通じるバルブ側開口部が設けられたロータリバルブと、前記ロータリバルブを回転駆動し、その回転角に応じて前記バルブ側開口部に連通する前記ハウジング側第1開口部の開口面積を制御する駆動部とを有する冷却水流路制御装置であって、 前記ロータリバルブは、一端部に軸方向に突出する弁部を有し、 前記ハウジングは、前記内周面における前記弁部の軸方向の対応位置に、第2冷却水流路に通じるハウジング側第2開口部を有し、 前記ロータリバルブの回転角に応じて、前記弁部が前記ハウジング側第2開口部の開口面積を増減可能に構成されており、 前記複数の第1冷却水流路の1つは、前記ハウジング側第1開口部の1つに通じる第1チャンバを介して形成されており、 前記第2冷却水流路は、前記ハウジング側第2開口部に通じる第2チャンバを介して形成されており、 前記第1チャンバと前記第2チャンバとは、前記ハウジング内において前記ロータリバルブの周囲に形成された外部空間を、壁部により仕切られて形成されており、 前記複数の第1冷却水流路は2つであって、 前記複数の第1冷却水流路の一方は、空調用ヒータの冷却水流路に連通しており、 前記複数の第1冷却水流路の他方は、ラジエータの冷却水流路に連通しており、 前記第2冷却水流路は、変速機又はエンジンの、オイル熱交換器の冷却水流路に連通しており、 前記複数のハウジング側第1開口部は2つ設けられており、 前記複数のハウジング側第1開口部の一方は、前記一方の第1冷却水流路に通じ、 前記複数のハウジング側第1開口部の他方は、前記他方の第1冷却水流路に通じ、 前記弁部が前記ハウジング側第2開口部と対向位置するときに、前記ハウジング側第2開口部から前記第2冷却水流路を介して前記オイル熱交換器の冷却水流路に通水がなされ、 次に、前記ロータリバルブの回転角の増大に応じて、まず、前記弁部が前記ハウジング側第2開口部から離間した位置に移動することにより、前記第2開口部の開口面積が増大し、この結果、前記オイル熱交換器への冷却水の通水量を増大せしめ、 次に、前記一方のハウジング側第1開口部が前記バルブ側開口部と連通し、前記一方のハウジング側第1開口部から前記一方の第1冷却水流路を介して前記空調用ヒータの冷却水流路に通水がなされ、 次に、前記他方のハウジング側第1開口部が前記バルブ側開口部と連通し、前記他方のハウジング側第1開口部から前記他方の第1冷却水流路を介して前記ラジエータの冷却水流路に通水がなされることを特徴とするエンジンの冷却水流路制御装置。
IPC (1件):
F01P 7/16 ( 200 6.01)
FI (3件):
F01P 7/16 504 D ,  F01P 7/16 504 E ,  F01P 7/16 504 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る