特許

J-GLOBAL ID：201603000979705582

鋳鉄製摩擦部材の製造装置及び製造方法

発明者： 妹尾 武
出願人/特許権者： アイシン高丘株式会社
代理人 (1件)： 山田 強
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-198524
公開番号（公開出願番号）：特開2016-069671
出願日： 2014年09月29日
公開日（公表日）： 2016年05月09日
要約：

【課題】従来に比べて短時間で窒化処理を行うことができるとともに、小ロットの生産にも対応可能で生産調整も行いやすい鋳鉄製摩擦部材の製造装置及びその製造方法を得る。【解決手段】窒化処理装置20は、ガス窒化炉21、加熱装置41及びガス導入装置51を備えている。ガス窒化炉21には、窒化処理が施される前のディスクロータ10が収容される。加熱装置41は、そのガス窒化炉21全体を加熱対象とせず、収容されたディスクロータ10の摺動部11を加熱対象として、その各摺動面13,14を加熱する。そして、ガス導入装置51は、各摺動面13,14が加熱されて窒化処理温度に維持された状態で、ガス窒化炉21内に窒化性ガスを導入する。【選択図】 図2

請求項（抜粋）：

窒化処理が施された被処理部を有する鋳鉄製摩擦部材の製造装置であって、 前記窒化処理が施される前の鋳鉄製摩擦部材が収容されるガス窒化炉と、 前記ガス窒化炉内に窒化性ガスを導入するガス導入部と、 前記ガス窒化炉全体を加熱対象とせず前記被処理部を加熱対象として、当該被処理部を加熱する加熱部と、 を備えることを特徴とする鋳鉄製摩擦部材の製造装置。

IPC (5件)：

C23C 8/26 ,  C23C 8/32 ,  C21D 9/00 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/34

FI (5件)：

C23C8/26 ,  C23C8/32 ,  C21D9/00 A ,  C21D1/06 A ,  C21D1/34 R

Fターム (15件)：

4K028AA02 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01 ,  4K028AB06 ,  4K028AC07 ,  4K042AA25 ,  4K042BA03 ,  4K042BA06 ,  4K042BA13 ,  4K042DA06 ,  4K042DB07 ,  4K042DB08 ,  4K042DC04 ,  4K042DC05 ,  4K042EA01

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 浸炭窒化雰囲気での熱処理方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-142936   出願人：栃木富士産業株式会社
• 排気系部品の窒化処理方法および排気系部品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-198591   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 鋳鉄製摩擦部材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-192619   出願人：曙ブレーキ工業株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• “鉄の窒化と軟窒化”, 20110830, 初版 第1刷, pp.149-150