特許
J-GLOBAL ID:201603001153882557

遺伝子改変生物における導入遺伝子の切除

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  大森 規雄 ,  藤田 尚 ,  鈴木 康仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-042486
公開番号(公開出願番号):特開2016-144458
出願日: 2016年03月04日
公開日(公表日): 2016年08月12日
要約:
【課題】植物中のDNAの領域を欠失させるための方法、実施するのに有用な核酸分子、およびこれらの方法によって作出される植物。【解決手段】核酸分子で植物を形質転換することを含み、この核酸分子は、1つまたは複数の組織特異的プロモーター、例えば花粉特異的プロモーターと作動可能に連結した1つまたは複数のジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)をコードする。いくつかの方法は、植物中の天然遺伝子を切除することを含む。固有植物遺伝子に隣接する配列を認識するZFNを操作する。例えば発生の比較的後期段階中に植物内で核酸配列が特異的に切除されるように、発生段階特異的プロモーターの制御下においてZFNを発現させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
植物中のポリヌクレオチドを欠失させるための方法であって、 (1)第一の生育能力のある植物または第二の生育能力のある植物のいずれかにおいて F1種子が作出されるように、前記第一の生育能力のある植物と第二の生育能力のある植 物を交配させる工程であって、 前記第一の生育能力のある植物が、トランスジェニック植物を作出する方法により作 出され、ジンクフィンガーヌクレアーゼを発現し、 前記方法が、 (i) 単離核酸分子で植物細胞または植物組織を形質転換する工程であって、前記 単離核酸分子が、プロモーターおよびジンクフィンガーヌクレアーゼをコードする核酸配 列を含み、前記プロモーターが前記ジンクフィンガーヌクレアーゼをコードする核酸配列 と作動可能に連結し、前記核酸配列にジンクフィンガーヌクレアーゼ切断部位が隣接する 、工程、および (ii) 全植物を再生する工程を含み、 前記第二の生育能力のある植物が、5’から3’の向きに、ジンクフィンガーヌクレ アーゼの第一の切断部位、前記ポリヌクレオチド、およびジンクフィンガーヌクレアーゼ の第二の切断部位を含むゲノムDNAを含む、工程、 ならびに (2)生じたF1植物を成長させる工程であって、前記ポリヌクレオチドが前記ゲノム DNAに存在しない、工程、を含む方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  A01H 5/00
FI (2件):
C12N15/00 A ,  A01H5/00 A
Fターム (25件):
2B030AA02 ,  2B030AB03 ,  2B030AD05 ,  2B030AD08 ,  2B030CA01 ,  2B030CA06 ,  2B030CA07 ,  2B030CA17 ,  2B030CA28 ,  2B030CD03 ,  2B030CD14 ,  2B030HA01 ,  4B024AA08 ,  4B024BA07 ,  4B024BA79 ,  4B024CA07 ,  4B024CA09 ,  4B024CA12 ,  4B024CA20 ,  4B024DA01 ,  4B024EA01 ,  4B024FA02 ,  4B024FA10 ,  4B024GA14 ,  4B024GA27
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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