特許
J-GLOBAL ID:201603002730225605

ペロブスカイト化合物を用いた光電変換素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 一弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-232257
公開番号(公開出願番号):特開2016-096277
出願日: 2014年11月15日
公開日(公表日): 2016年05月26日
要約:
【課題】 耐久性の劣る色素増感型太陽電池や耐光性、耐湿性に劣る有機薄膜太陽電池に代替する固体型太陽電池を提供する。【解決手段】 一対の電極基板間に光電変換層を有する固体型光電変換素子であって、前記光電変換層が、一般式(1)乃至(4)に示すハライド系有機無機混成ペロブスカイト化合物若しくは一般式(5)に示すハライド系無機ペロブスカイト化合物から選択された化合物を、単独または2以上混合して構成された固体型光電変換素子である。光電変換層は、ハライド系有機無機混成ペロブスカイト化合物または無機ペロブスカイト化合物を構成し得る前駆体を含む溶液を用いて電極基板上に塗膜形成又は蒸着法により被膜形成されたものである。基板は、ガラス、金属、透明樹脂である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の電極基板間に光電変換層を有する固体型光電変換素子であって、前記光電変換層が、下記一般式(1)乃至(4)に示すハライド系有機無機混成ペロブスカイト化合物若しくは下記一般式(5)に示すハライド系無機ペロブスカイト化合物から選択された化合物を、単独または2以上混合して構成されたものであることを特徴とする固体型光電変換素子。 CH3NH3M1X3 (1) (式中、M1は、2価の金属イオンであり、Xは、F,Cl,Br,Iである。) (R1NH3)2M1X4 (2) (式中、R1は炭素数2以上のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、複素環基または芳香族複素環基であり、M1は、2価の金属イオンであり、Xは、F,Cl,Br,Iである。) CH3NH3SnX3 (3) (式中、Xは、F,Cl,Br,Iである。) (R2NH3)2SnX4 (4) (式中、R2は炭素数2以上のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール基、複素環基または芳香族複素環基であり、Xは、F,Cl,Br,Iである。) CsM2X3 (5) (式中、M2は、2価の金属イオンであり、Xは、F,Cl,Br,Iである。)
IPC (9件):
H01L 51/44 ,  H01L 51/46 ,  H01L 51/48 ,  H01L 31/025 ,  H01L 31/07 ,  H01L 31/18 ,  H01L 31/026 ,  H01L 51/42 ,  H01L 31/108
FI (9件):
H01L31/04 112Z ,  H01L31/04 154Z ,  H01L31/04 182Z ,  H01L31/04 320 ,  H01L31/06 350 ,  H01L31/04 422 ,  H01L31/08 N ,  H01L31/08 T ,  H01L31/10 C
Fターム (29件):
5F049MA05 ,  5F049MB01 ,  5F049MB08 ,  5F049NA07 ,  5F049NB05 ,  5F049PA05 ,  5F049PA06 ,  5F049SE04 ,  5F049SE05 ,  5F049SS01 ,  5F088AA04 ,  5F088AB01 ,  5F088AB11 ,  5F088BA11 ,  5F088BB03 ,  5F088CB05 ,  5F088CB06 ,  5F088FA04 ,  5F088FA05 ,  5F088GA02 ,  5F151AA07 ,  5F151AA11 ,  5F151BA18 ,  5F151CB13 ,  5F151CB14 ,  5F151DA06 ,  5F151FA04 ,  5F151FA06 ,  5F151GA03
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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