特許
J-GLOBAL ID:201603002853348256

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-553131
特許番号:特許第5995877号
出願日: 2012年01月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 独立した複数のモータコイルを有するモータの駆動力によりドライバの操舵力をアシストするようにした電動パワーステアリング装置であって、 前記複数のモータコイルは、夫々複数相のコイルを備え、 前記複数のモータコイル毎に設けられ、対応する前記モータコイルを駆動する駆動回路を備えた複数の系統と、 前記駆動回路の制御量を制御するコントロールユニットと、 を備え、 前記コントロールユニットは、 前記対応するモータコイルを含む前記複数の系統の故障を検出する故障検出部と、 前記故障検出部が前記故障を検出していない通常時に、前記複数の系統の通常時の制御量を演算して前記複数の系統に出力する通常制御量演算部と、 前記故障検出部が前記故障を検出したときに、故障時の制御量を演算して前記故障が発生した系統に出力すると共に、通常時の制御量よりも増大させた故障時の制御量を演算して前記故障が発生していない系統に出力する故障制御量演算部と、 を備え、 前記複数のモータコイルは、 前記故障検出部が前記故障を検出していないときは、前記通常制御量演算部からの出力に基づいて、対応する系統の前記駆動回路により制御され、前記故障検出部が前記故障を検出したときは、前記故障制御量演算部から出力される前記故障時の制御量に基づいて対応する系統の駆動回路により制御され、 前記故障制御量演算部は、 前記故障検出部により検出された前記故障が、前記複数の系統のうちの少なくとも一つの系統に於ける故障であって、前記故障が発生した系統に含まれる前記モータコイルの前記複数相のコイルのうちの少なくとも一つの相のコイルに電流を供給することができない故障であるとき、前記故障が発生した前記少なくとも一つの系統の制御量を前記電流を供給することができない相の数に応じて段階的に低減する故障時の制御量を演算して前記故障が発生した系統に出力すると共に、故障が発生していない系統の制御量を前記故障が発生した系統の制御量の前記段階的な低減に対応して増大させた故障時の制御量を演算して前記故障が発生していない系統に出力するように構成され、且つ、 前記モータコイルを含む前記複数の系統のうちの少なくとも一つの系統に故障が発生したとき、前記故障が発生していない系統の制御量を、前記故障が発生した系統の制御量の前記段階的な低減に対応して、前記通常時の制御量に前記系統の数を乗算した値まで増加させ得るよう構成されると共に、 前記故障が発生した系統に対する故障時の制御量と前記故障が発生していない系統に対する故障時の制御量との出力量の分担割合を変更することができるように構成されている、 ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (3件):
B62D 6/00 ( 200 6.01) ,  B62D 5/04 ( 200 6.01) ,  H02P 5/74 ( 200 6.01)
FI (3件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  H02P 5/74
引用特許:
審査官引用 (9件)
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