細胞浸透性抗DNA抗体およびDNA修復を阻害するためのその使用

発明者： , , , ,
出願人/特許権者： , ,
代理人 (2件)：山本秀策 , 森下夏樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-025916
公開番号（公開出願番号）：特開2016-094479
出願日： 2016年02月15日
公開日（公表日）： 2016年05月26日
要約：

【課題】DNA修復を阻害する抗DNA抗体などの細胞浸透性抗体を提供すること。【解決手段】癌を処置するため(直接、および癌細胞をDNA損傷処置に対して感作させることによって)、またはウイルスの感染、増殖もしくは代謝を阻害もしくは予防するための、細胞核に浸透し、DNA修復を阻害するまたはDNA代謝に干渉する抗体が提供される。該方法は、細胞を、細胞浸透性抗DNA抗体またはその誘導体を含有する組成物で、単独で、またはDNA損傷を誘導する処置、例えば、DNA損傷化学療法または放射線照射などと併用して処理することを伴う。細胞浸透性抗DNA抗体またはその誘導体の影響は、DNA修復が欠損した癌細胞において強化され、細胞浸透性抗DNA抗体またはその誘導体は、DNA修復の欠損を伴う癌細胞に対して合成致死性である。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

本明細書に記載の発明。

IPC (9件)：

A61K 39/395 , C07K 16/18 , C12P 21/08 , A61K 45/00 , A61K 31/704 , A61P 31/12 , A61P 35/00 , A61P 35/02 , A61P 43/00

FI (12件)：

A61K39/395 D , C07K16/18 , C12P21/08 , A61K39/395 E , A61K39/395 N , A61K39/395 T , A61K45/00 , A61K31/704 , A61P31/12 , A61P35/00 , A61P35/02 , A61P43/00 121

Fターム (48件)：

4B024AA01 , 4B024BA41 , 4B024BA45 , 4B024CA01 , 4B024DA03 , 4B024FA01 , 4B024GA03 , 4B024GA11 , 4B024GA18 , 4B024GA23 , 4B024HA08 , 4B024HA09 , 4B024HA15 , 4B064AG27 , 4B064CA10 , 4B064CA20 , 4B064CC24 , 4B064DA01 , 4C084AA19 , 4C084ZB261 , 4C084ZB331 , 4C084ZC751 , 4C085AA13 , 4C085AA14 , 4C085BB23 , 4C085CC02 , 4C085CC22 , 4C085CC23 , 4C085DD61 , 4C085EE01 , 4C085EE03 , 4C086AA01 , 4C086AA02 , 4C086EA10 , 4C086MA02 , 4C086MA04 , 4C086NA05 , 4C086NA14 , 4C086ZB26 , 4C086ZB33 , 4C086ZC75 , 4H045AA11 , 4H045AA30 , 4H045CA40 , 4H045DA76 , 4H045EA20 , 4H045FA72 , 4H045FA74

引用特許：

審査官引用 (3件)

mab 3E10 ならびにその突然変異体および/または機能性フラグメントを使用する送達システム
公報種別：公表公報出願番号：特願平9-532006 出願人：ザリージェンツオブザユニバーシティーオブカリフォルニア
抗体結合体の使用
公報種別：公表公報出願番号：特願2009-546582 出願人：アメリカ合衆国
腫瘍増殖を阻害する方法および薬剤
公報種別：公表公報出願番号：特願2010-512184 出願人：マサチューセッツインスティテュートオブテクノロジー

引用文献：

審査官引用 (2件)

Bioorg. Med. Chem., 2007, Vol.15, No.5, p.2016-2023
The Journal of Rheumatology, 1999, Vol.26, No.12, p.2602-2608

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