特許
J-GLOBAL ID:201603003786984319

積層セラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 全啓 ,  扇谷 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-078942
公開番号(公開出願番号):特開2016-001723
出願日: 2015年04月08日
公開日(公表日): 2016年01月07日
要約:
【課題】積層セラミックコンデンサにおける内層用セラミック層の更なる薄層化に対して、絶縁抵抗の劣化に耐えうる積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】本発明に係る積層セラミックコンデンサ10は、セラミック素体12とセラミック素体12の両端面に形成された外部電極40,42とを含む。セラミック素体12は、複数の内層用セラミック層20及び該複数の内層用セラミック層20同士の界面に配設された第1及び第2の内部電極22,24により構成される内層部26と、内層部26の上下面に配設された外層部28,30とを含む。内層用セラミック層20はBa,Tiを含有するペロブスカイト型化合物を主成分とし、Mgの含有量はTi:100mol部に対して0〜0.4mol部であり、内層用セラミック層20の厚みは0.55μm以下であることを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1の端面と前記第1の端面に対向する第2の端面と、 前記第1の端面および前記第2の端面に直交する第1の側面と第2の側面と、 前記第1の端面および前記第1の側面に直交する第1の主面と第2の主面とで直方体状に構成され、 複数の誘電体セラミック層と、 前記第1の主面から前記第2の主面とをつなぐ方向に、前記誘電体セラミック層を介して層状に重なって形成された内部電極と、 からなるセラミック素体と、 前記セラミック素体の前記第1の端面および前記第2の端面に設けられた外部電極と、 を含む、積層セラミックコンデンサであって、 前記内部電極は、第1の内部電極と第2の内部電極とを備え、 前記第1の内部電極と前記第2の内部電極は、それぞれ交互に前記第1の端面と前記第2の端面に引き出されて前記外部電極に接続し、 前記セラミック素体において、最も主面側に配置された前記内部電極間に挟まれた領域を内層部、内層部の主面側に配置された誘電体セラミック層を外層部とし、 前記内層部の前記誘電体セラミック層は、Ba,Tiを含有するペロブスカイト型化合物を主成分とし、 Mgの含有量がTi:100mol部に対して0mol部以上0.4mol部以下であり、 前記内層部の前記誘電体セラミック層の厚みは、0.55μm以下であることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/12 ,  H01G 4/30
FI (4件):
H01G4/12 358 ,  H01G4/12 349 ,  H01G4/30 301E ,  H01G4/30 301A
Fターム (19件):
5E001AB03 ,  5E001AD02 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03 ,  5E001AE04 ,  5E082AA01 ,  5E082AB03 ,  5E082BC35 ,  5E082BC36 ,  5E082CC03 ,  5E082EE04 ,  5E082EE23 ,  5E082EE35 ,  5E082FF05 ,  5E082FG04 ,  5E082FG26 ,  5E082FG46 ,  5E082PP03 ,  5E082PP09
引用特許:
審査官引用 (3件)

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