特許
J-GLOBAL ID:201603003934198034

固定式等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-243818
公開番号(公開出願番号):特開2016-109145
出願日: 2014年12月02日
公開日(公表日): 2016年06月20日
要約:
【課題】最大作動角を規制し、その規制される作動角までは自由に角度を変位させることができ、しかも、外側継手部材に装着されるブーツの噛み込みやトルク伝達部材としてもボールの落下防止が可能となる固定式等速自在継手を提供する。【解決手段】外側継手部材23は、内側継手部材26にボール27とケージ28とが組み付けられて構成される内部部品50が収容されるマウス部35を備える。シャフト30の継手嵌入側の端面に突出軸部38を設けるととともに、外側継手部材23のマウス部35の底壁内面に突出軸部38が嵌入する凹部39を設ける。凹部39は、所定の作動角までのシャフト30の角度変位を許容し、所定の作動角で突出軸部38が凹部39の壁面に接触して、前記所定の作動角を超えた角度変位を規制する。凹部39にて許容される角度変位が、シャフト30がマウス部35に接触しない範囲である【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸方向に延びる複数のトラック溝が内径面に形成された外側継手部材と、軸方向に延びる複数のトラック溝が外径面に形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝と内側継手部材のトラック溝との間に介在してトルクを伝達する複数のボールと、外側継手部材の内径面と内側継手部材の外径面との間に介在してボールを保持するケージとを備え、前記内側継手部材の軸孔にシャフトが嵌入されている固定式等速自在継手であって、 前記外側継手部材は、内側継手部材にボールとケージとが組み付けられて構成される内部部品が収容されるマウス部を備え、シャフトの継手嵌入側の端面に突出軸部を設けるとともに、外側継手部材のマウス部の底壁内面に前記突出軸部が嵌入する凹部を設け、前記凹部は、所定の作動角までのシャフトの角度変位を許容し、所定の作動角で前記突出軸部が凹部の壁面に接触して、前記所定の作動角を超えた角度変位を規制し、前記凹部にて許容される角度変位が、シャフトがマウス部の開口部に接触しない範囲であることを特徴とする固定式等速自在継手。
IPC (2件):
F16D 3/224 ,  F16D 3/20
FI (2件):
F16D3/2245 ,  F16D3/20 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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