特許
J-GLOBAL ID:201603005149039000
膵液を含む生体試料中の標的粒子の検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
棚井 澄雄
, 志賀 正武
, 鈴木 三義
, 高柴 忠夫
, 増井 裕士
, 鈴木 史朗
, 橋本 宏之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-531257
特許番号:特許第6013339号
出願日: 2012年08月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 膵液を含む生体試料中の標的粒子を検出する方法であって、
(a)膵液を含む生体試料と、標的粒子に結合する蛍光プローブとを含む試料溶液を調製し、前記試料溶液中で、前記生体試料中に含まれている標的粒子と前記蛍光プローブとを結合させるプローブ結合工程と、
(b)前記工程(a)において調製された試料溶液中に存在する、蛍光プローブと結合した標的粒子の分子数を算出する算出工程と、を有し、
前記蛍光プローブから放出される光の発生特性が、前記標的粒子に結合した状態と、単独で存在している状態とで異なり、かつ、前記標的粒子と結合した状態で放出される光の波長が、600nm以上であり、
前記工程(b)における、蛍光プローブと結合した標的粒子の分子数の算出を、
共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて、前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動する移動工程と、
前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動させながら、前記光検出領域中の前記標的粒子と結合した状態の前記蛍光プローブから放出される光信号を検出して、蛍光プローブと結合した標的粒子を個別に検出する検出工程と、
前記個別に検出された蛍光プローブと結合した標的粒子の数を計数して前記光検出領域の位置の移動中に検出された前記標的粒子の分子数を計数する計数工程と、により行い、
前記光検出領域の位置を移動する移動工程に於いて、前記光検出領域の位置が、前記蛍光プローブと結合した標的粒子の拡散移動速度よりも速い速度にて移動されることを特徴とする標的粒子の検出方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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