特許
J-GLOBAL ID:201603005269850038
車両用ポップアップフード装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-152116
公開番号(公開出願番号):特開2016-030454
出願日: 2014年07月25日
公開日(公表日): 2016年03月07日
要約:
【課題】衝突エネルギーの吸収を安定して行う。【解決手段】車両用ポップアップフード装置20では、第2アーム50の第1アーム40に対する下側への相対回動がロック機構90によって阻止される。ここで、衝突荷重Fがフード10に入力されたときには、第2アーム50の第1アーム40に対する下側への相対回動不能状態がロック機構90によって維持され、ヒンジベース30がビード36を起点に曲げ変形する。具体的には、第2アーム50及び第1アーム40が衝突荷重方向Fの荷重方向に平行移動するように、ヒンジベース30が変形する。このため、本発明では、第2アーム50及び第1アーム40によって衝突荷重Fをヒンジベース30に効率よく伝達して、ヒンジベース30を変形させる。これにより、従来技術のようなピストンの環状ビードの歯をせん断させて衝突エネルギーを吸収する場合と比べて、衝突エネルギーの吸収を安定して行うことができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
フードの後部の車両下側に設けられ、車体に固定されたヒンジベースと、
前記ヒンジベースに回動可能に支持された第1アームと、
前記フードの後部に固定され、前記第1アームに回動可能に支持された第2アームと、
前記第1アームと前記第2アームとの間に架け渡され、作動することで前記第2アームを前記第1アームに対して車両上側へ相対回動させて前記フードを持上位置へ持上げるアクチュエータと、
前記アクチュエータの作動後において前記第2アームの前記第1アームに対する車両下側への相対回動を阻止すると共に、所定の衝突荷重が車両上側から前記フードに作用したときには、前記第2アームの前記第1アームに対する相対回動を阻止した状態を維持するロック機構と、
前記ヒンジベースに形成され、前記所定の衝突荷重が車両上側から前記フードに作用したときに前記ヒンジベースの変形の起点となる変形起点部と、
を備えた車両用ポップアップフード装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60R21/34 200
, B62D25/10 E
Fターム (4件):
3D004AA04
, 3D004BA02
, 3D004CA15
, 3D004CA17
引用特許:
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