特許
J-GLOBAL ID:201603005287723671

ボイラ運転方法およびボイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 藤田 考晴 ,  三苫 貴織 ,  川上 美紀 ,  石本 貴幸 ,  長田 大輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-122513
公開番号(公開出願番号):特開2016-166737
出願日: 2016年06月21日
公開日(公表日): 2016年09月15日
要約:
【課題】給水系統が腐食することを容易に低減する。【解決手段】缶水が流れる給水系統11と、缶水にアンモニア溶液を添加するアンモニア添加設備12と、缶水のpHを測定するpH測定装置14と、制御装置15とを備えている。制御装置15は、缶水が加熱されるときに、缶水のpHが保管用pH範囲に含まれるように、アンモニア添加設備12を制御し、缶水が給水系統11を流れることが停止される前に、缶水のpHが保管用pH範囲に含まれるように、アンモニア添加設備12を制御する。このとき、保管用pH範囲に含まれる任意のpHは、運転用pH範囲に含まれる任意のpHより大きい。このようなボイラは、ヒドラジンを含有する保管用缶水を給水系統11に充填することに比較して、給水系統11が腐食することをより容易に防止することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
缶水が流れる給水系統と、 前記缶水にアンモニア溶液を添加するアンモニア添加設備とを備えるボイラを用いて実行されるボイラ運転方法であり、 前記缶水のpHを測定すること、 前記ボイラの運転に当たり、前記pHが運転用pH範囲に含まれているときに、前記缶水が加熱されるように前記缶水を前記給水系統に流すこと、 前記ボイラの停止に当たり、前記pHが保管用pH範囲に含まれるまで前記缶水にアンモニア溶液が添加されるように、前記アンモニア添加設備を制御すること、 前記pHが前記保管用pH範囲に含まれているときに前記給水系統に前記缶水が流れるのを停止させることを備え、 前記保管用pH範囲に含まれる任意のpHは、前記運転用pH範囲に含まれる任意のpHと等しい/または前記任意のpHより大きいボイラ運転方法。
IPC (1件):
F22B 37/00
FI (1件):
F22B37/00 A
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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