特許
J-GLOBAL ID:201603006495812935
標的粒子の計数方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
棚井 澄雄
, 志賀 正武
, 鈴木 三義
, 高柴 忠夫
, 増井 裕士
, 鈴木 史朗
, 橋本 宏之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-522897
特許番号:特許第6013332号
出願日: 2012年06月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】標的粒子に結合した状態と単独で存在している状態とで放出される光の発光特性が異なる発光プローブを用いて試料溶液中にて分散しランダムに運動する粒子を計数する方法であって、
(a)被検試料を、前記被検試料中の標的粒子の濃度を高めるように、濃縮する工程と、(b)前記工程(a)において濃縮された被検試料と、前記標的粒子に結合する発光プローブとを含む試料溶液を調製し、前記試料溶液中で、前記標的粒子と前記発光プローブとを結合させる工程と、
(c)前記工程(b)において調製された試料溶液中に存在する、発光プローブと結合した標的粒子の数を計数する工程と、
を有し、
前記工程(c)における発光プローブと結合した標的粒子の数の計数は、
共焦点顕微鏡又は多光子顕微鏡の光学系を用いて、前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動する工程と、
前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動させながら、前記光検出領域中の前記標的粒子と結合した状態の前記発光プローブから放出される光信号を検出して、発光プローブと結合した標的粒子を個別に検出する工程と、
前記個別に検出された発光プローブと結合した標的粒子の数を計数して前記光検出領域の位置の移動中に検出された前記標的粒子の数を計数する工程と、
により行われ、
前記光検出領域中の前記標的粒子と結合した状態の前記発光プローブから放出される光信号の検出及び前記発光プローブと結合した標的粒子の検出を、
検出された光の時系列の光強度データを生成し、生成された時系列光信号データに対してスムージング処理をした後に時間についての一次微分値を演算してピーク存在領域を特定し、前記特定されたピーク存在領域におけるスムージングされた時系列光信号データに対して釣鐘型関数のフィッティングを行い、算出された釣鐘型関数のパラメータが一つの発光プローブと結合した標的粒子に対応する光信号おいて想定される範囲内にあると判定された信号を、一つの発光プローブと結合した標的粒子に対応する信号であると判定することによって、一つの発光プローブと結合した標的粒子を検出することにより行う、
標的粒子の計数方法。
IPC (2件):
G01N 21/64 ( 200 6.01)
, C12Q 1/68 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01N 21/64 E
, G01N 21/64 F
, C12Q 1/68 A
引用特許:
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