特許
J-GLOBAL ID:201603006550355689

造影剤としての、増加した表面増強ラマン散乱特性を有する封入色素コーティング貴金属ナノ粒子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  新井 栄一 ,  田中 夏夫 ,  菊田 尚子 ,  花井 秀俊
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-546787
公開番号(公開出願番号):特表2016-507726
出願日: 2013年12月11日
公開日(公表日): 2016年03月10日
要約:
本発明の開示は、造影剤として使用するための純粋な材料の光学特性よりも優れた光学特性を有する半導体-金属複合体ナノ粒子を提供する。複合体は、貴金属ナノ粒子の表面に結合しているリンカー分子の層と、リンカー分子の層に結合している色素分子の層とを有する貴金属ナノ粒子を含む。色素分子が、貴金属ナノ粒子に結合した場合、個々の色素分子と比較して集団的吸収バンドシフトを示す規則構造を形成するように選択される。この構造は、規則構造ではない形で結合している色素分子を有するナノ粒子と比較して増強されたラマン散乱を示す、バイオセンシング及び他の検出用途に対して適切な特性を有するマルチシェル構造を形成する安定化コーティング層内に封入される。【選択図】図1C
請求項(抜粋):
増強ラマン散乱のための励起子半導体貴金属複合体ナノ粒子であって、 表面を有する貴金属ナノ粒子と、 貴金属ナノ粒子の表面に結合しているリンカー剤の層と、 吸収バンドを有し、リンカー剤の層に結合している色素分子の層であって、前記色素分子が、貴金属ナノ粒子に結合した場合、集団的吸収バンドシフトを示す規則構造を形成するように選択される、色素分子の層と、 封入複合体ナノ粒子を生成するための、リンカー層及び色素分子の規則構造を有する、貴金属ナノ粒子を封入している安定化コーティングと を含み、 前記封入複合体ナノ粒子が、色素分子が前記規則構造ではない形で結合しているナノ粒子と比較して増強されたラマン散乱を示す、貴金属複合体ナノ粒子。
IPC (6件):
G01N 21/65 ,  G01N 21/64 ,  B82Y 20/00 ,  B82Y 30/00 ,  B82Y 40/00 ,  G01N 33/532
FI (7件):
G01N21/65 ,  G01N21/64 G ,  G01N21/64 F ,  B82Y20/00 ,  B82Y30/00 ,  B82Y40/00 ,  G01N33/532 Z
Fターム (4件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043EA03 ,  2G043EA14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る