特許
J-GLOBAL ID:201603007448171049

ニッケルコバルトマンガン化合物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-198685
公開番号(公開出願番号):特開2016-069209
出願日: 2014年09月29日
公開日(公表日): 2016年05月09日
要約:
【課題】小粒径で粒径均一性が高く、且つ従来と比較して高密度(タップ密度)のニッケルコバルトマンガン化合物とその製造方法を提供する。【解決手段】一般式1:NixCoyMnzMt(OH)2+aで表されるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物と、一般式2:NixCoyMnzMtCO3+aで表されるニッケルコバルトマンガン複合炭酸塩との複合物(但し、式中において、x+y+z+t=1、0.05≦x≦0.45、0.05≦y≦0.45、0.6≦z≦0.9、0≦t≦0.1、0≦a≦0.5を満たし、Mは、Mg、Ca、Al、Ti、V、Cr、Zr、Nb、Mo、Wから選択される1種以上の添加元素である。)で表され、微細な一次粒子が凝集して形成された略球状の二次粒子から構成されているニッケルコバルトマンガン化合物を作製する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
晶析反応により得られるニッケルコバルトマンガン化合物粒子からニッケルコバルトマンガン化合物を製造するニッケルコバルトマンガン化合物の製造方法であって、 前記ニッケルコバルトマンガン化合物は、一般式1:NixCoyMnzMt(OH)2+aで表されるニッケルコバルトマンガン複合水酸化物と、一般式2:NixCoyMnzMtCO3+aで表されるニッケルコバルトマンガン複合炭酸塩との複合物(但し、式中において、x+y+z+t=1、0.05≦x≦0.45、0.05≦y≦0.45、0.6≦z≦0.9、0≦t≦0.1、0≦a≦0.5を満たし、Mは、Mg、Ca、Al、Ti、V、Cr、Zr、Nb、Mo、Wから選択される1種以上の添加元素である。)であり、 ニッケルを含有する金属化合物、コバルトを含有する金属化合物及びマンガンを含有する金属化合物を含む混合水溶液と、アルカリ水溶液及び/又はアンモニウムイオン供給体を含有する反応前水溶液とを含む核生成反応水溶液に、炭酸ガスを吹き込みながら核生成を行う核生成工程と、 前記核生成後の前記核生成反応水溶液を、液温25°C基準におけるpH値が6.5〜10.5となるように制御した粒子成長反応水溶液に、炭酸ガスを吹き込みながら核成長を行い、ニッケルコバルトマンガン化合物粒子を得る粒子成長工程とを有することを特徴とするニッケルコバルトマンガン化合物の製造方法。
IPC (4件):
C01G 53/00 ,  H01M 4/505 ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/36
FI (4件):
C01G53/00 A ,  H01M4/505 ,  H01M4/525 ,  H01M4/36 C
Fターム (17件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD04 ,  4G048AE05 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050GA02 ,  5H050GA06 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る