特許
J-GLOBAL ID:201603009044304935

動力分割式無段変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 皆川 祐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-243016
公開番号(公開出願番号):特開2016-105004
出願日: 2014年12月01日
公開日(公表日): 2016年06月09日
要約:
【課題】ベルトモードとスプリットモードとが切り替えられる際のベルトの滑りに起因する、ベルトとプーリとの間の摩擦抵抗の低下やベルトの破損を防止できる、動力分割式無段変速機の制御装置を提供する。【解決手段】ベルトモードとスプリットモードとの切り替えに際しては、その切り替えの際のベルトの滑りにより生じる発熱量が推定される(ステップS3)。そして、推定された発熱量が所定値以上であるか否かが判断される(ステップS4)。推定された発熱量が所定値以上である場合には(ステップS4のYES)、ベルトモードとスプリットモードとの切り替えが禁止される(ステップS5)。【選択図】図6
請求項(抜粋):
入力軸と、出力軸と、前記入力軸に連結されたプライマリ軸と、前記プライマリ軸と平行に設けられたセカンダリ軸と、前記プライマリ軸に支持されたプライマリプーリと、前記セカンダリ軸に支持されたセカンダリプーリと、前記プライマリプーリとセカンダリプーリとに巻き掛けられたベルトと、ピニオンギヤを回転可能に支持するキャリアと、前記ピニオンギヤと噛合し、前記セカンダリ軸が連結されたサンギヤと、前記ピニオンギヤと噛合し、前記出力軸が連結されたリングギヤと、前記入力軸に入力される動力を一定の変速比で変速して前記キャリアに伝達するための一定変速機構とを備え、前記キャリアが自由回転状態で前記サンギヤと前記リングギヤとが直結されるベルトモードと、前記サンギヤと前記リングギヤとの直結が解除され、前記一定変速機構を経由する動力が前記キャリアに伝達されるスプリットモードとに切替可能に構成された動力分割式無段変速機を制御する制御装置であって、 前記ベルトモードと前記スプリットモードとを切り替えるモード切替手段と、 前記ベルトモードと前記スプリットモードとの切り替えられる際の前記ベルトの滑りにより生じる発熱量を推定する発熱量推定手段と、 前記発熱量推定手段により推定される発熱量が所定値以上である場合、前記モード切替手段による前記ベルトモードと前記スプリットモードとの切り替えを禁止するモード切替禁止手段とを含む、制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 59/68 ,  F16H 61/12 ,  F16H 61/662
FI (4件):
F16H61/02 ,  F16H59/68 ,  F16H61/12 ,  F16H61/662
Fターム (15件):
3J552MA07 ,  3J552MA30 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA12 ,  3J552PA63 ,  3J552RA26 ,  3J552SA07 ,  3J552SA36 ,  3J552SB12 ,  3J552TA10 ,  3J552TB13 ,  3J552VA15W ,  3J552VA32Z ,  3J552VA47W
引用特許:
出願人引用 (2件)

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