特許
J-GLOBAL ID:201603009381392510

金属粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-288942
公開番号(公開出願番号):特開2014-129587
特許番号:特許第5991645号
出願日: 2012年12月28日
公開日(公表日): 2014年07月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 原料金属粉と、カルボン酸溶液と、遊離炭酸発生源とを混合して、前記原料金属粉を前記カルボン酸溶液中で溶解して前駆体溶液を作製する溶液作製工程と、 前記前駆体溶液を乾燥すると共に炭酸成分を除去して乾燥体を得る乾燥工程と、 前記乾燥体に熱処理を施して、前記乾燥体中の有機成分を除去して金属酸化物の粉末を作製する分離工程と、 前記金属酸化物の粉末に還元処理を施して、平均粒径が200nm以下であり、前記原料金属粉の金属元素から構成される合金の粉末を作製する還元工程とを具え、 前記溶液作製工程において、 前記原料金属粉は、Fe粉末と、Co粉末又はNi粉末とであり、各粉末の平均粒径が1μm以上100μm以下であり、 前記カルボン酸は、クエン酸又はリンゴ酸であり、前記カルボン酸のモル数と前記原料金属粉のモル数との比率をカルボン酸:金属=2:1〜8:1とし、 前記遊離炭酸発生源は、炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素アンモニウム又は二酸化炭素ガスであり、 前記炭酸水素ナトリウム又は前記炭酸水素アンモニウムとする場合には、前記遊離炭酸発生源のモル数と前記原料金属粉のモル数との比率を遊離炭酸発生源:金属=2:1〜9:1とし、前記二酸化炭素ガスとする場合には、バブリングすることで混合し、 前記溶液作製工程の雰囲気を不活性ガスのフロー雰囲気とし、前記不活性ガスの流量を4リットル/min以上10リットル/min以下とすると共に、この雰囲気中の酸素量を体積割合で100ppm以下とし、 混合液の温度を40°C以上100°C以下とし、前記混合液のpHを1超5以下とし、 前記分離工程における前記熱処理は、大気雰囲気、又はアルゴン雰囲気、又は窒素雰囲気とし、加熱温度を350°C以上500°C以下とし、保持時間を20分以上4時間以下とし、 前記還元工程における前記還元処理は、水素雰囲気、又は30体積%以上の水素と不活性ガスとの混合雰囲気の還元雰囲気とし、加熱温度を300°C以上550°C以下とし、保持時間を10分以上3時間以下とする金属粉末の製造方法。
IPC (4件):
B22F 9/22 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  B22F 1/00 ( 200 6.01) ,  C22C 19/03 ( 200 6.01)
FI (5件):
B22F 9/22 Z ,  C22C 38/00 304 ,  B22F 1/00 A ,  C22C 19/03 M ,  C22C 19/03 D
引用特許:
審査官引用 (8件)
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