特許
J-GLOBAL ID:201603010224089496
分析物定量のための中性子コード化質量タグ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
池田 成人
, 酒巻 順一郎
, 野田 雅一
, 山口 和弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-539662
公開番号(公開出願番号):特表2016-501009
出願日: 2013年10月16日
公開日(公表日): 2016年01月18日
要約:
本発明は、極めて高度のマルチプレックス化及び正確な定量に到達する、分析物の定量のための独特な基盤を与える質量分析法、組成物、及びシステムであって、プロテオミクスへの適用のためのある範囲の定量分析に特に適した質量分析法、組成物、及びシステムを提供する。本発明の方法の実施形態及びシステムは、非常に小さな分子質量差によって特徴付けられる同位体コード化剤を、多数のサンプル中の分析物の相対又は絶対定量を提供するための、大きな分解能を備える質量分析法と組み合わせる。【選択図】図14
請求項(抜粋):
複数のサンプル中の分析物の存在量を決定するための方法であって、
(a)少なくとも第1細胞培養液及び第2細胞培養液を含む複数の細胞培養液を用意するステップ、
(b)前記細胞培養液の各々に、異なる同位体標識アミノ酸を提供するステップであって、前記細胞培養液の各々の前記同位体標識アミノ酸が同一アミノ酸のアイソトポローグである、ステップ、
(c)前記細胞培養液の各々の細胞を増殖させ、それによって、各細胞培養液により生成されるタンパク質中に異なる同位体標識を導入するステップ、
(d)前記細胞培養液の各々についてのサンプルを生成するステップであって、各サンプルは異なる同位体標識分析物によって特徴付けられ、前記サンプルは、少なくとも、第1同位体標識分析物を有する前記第1細胞培養液についての第1サンプル及び第2同位体標識分析物を有する前記第2細胞培養液についての第2サンプルを含み、各サンプルの前記同位体標識分析物はアイソトポローグであり、かつ前記第1同位体標識分析物と前記第2同位体標識分析物との分子質量差が300mDa以下である、ステップ、
(e)各サンプルについての前記同位体標識分析物を、100000以上の分解能を備える質量分析技術を用いて分析し、それによって、各サンプルの同位体標識分析物についての独立の識別可能な質量分析シグナルを生成するステップ、及び
(f)各サンプルの同位体標識分析物についての前記質量分析シグナルを比較し、それによって前記複数のサンプル中の分析物の存在量を決定するステップ
を含む方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
2G041CA01
, 2G041FA12
, 2G041FA21
, 2G041FA22
, 2G041FA23
, 2G041FA24
, 2G041FA25
, 4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QQ79
, 4B063QR48
, 4B063QR49
, 4B063QR74
, 4B063QR76
, 4B063QR90
, 4B063QS40
, 4B063QX01
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (11件)
-
J. Proteome Res.,2010,Vol.10,pp.1228-1237
-
Molecular & Cellullar Proteomics,2002,Vol.1, No.5,pp.376-386
-
Amino Acids Link News,2004,Vol.6,pp.3-4
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J. Biomol. NMR,2011,Vol.51,pp.449-456
-
Progress in Nuclear Magnetic Resonance Spectroscopy,2008,Vol.53,pp.208-226
-
Nature Protocols,2006,Vol.1, No.6,pp.2650-2660
-
Nat. Method,2013 Apr.,Vol.10, No.4,pp.332-334,Author manuscript
-
Molecular & Cellullar Proteomics,2014,Vol.13, No.9,pp.2503-2512
-
Analytical Chemistry,2012 Aug.,Vol.84,pp.7469-7478
-
Expert Rev. Proteomics,2004,Vol.1, No.4,pp.421-431
-
J. Proteome Res.,2007,Vol.7,pp.367-374
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