特許
J-GLOBAL ID:201603010692466523

患者身体の掌の正中神経から皮膚を引き上げることによって手根管症候群に関連する痛みを軽減するのに適した治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  島田 哲郎 ,  三橋 真二 ,  大橋 康史 ,  伊藤 健太郎 ,  前島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-067678
公開番号(公開出願番号):特開2016-154872
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2016年09月01日
要約:
【課題】手根管症候群(CTS)患者に使用することを目的とし、下にある敏感な部位の上方の皮膚及び組織を引き上げ、偏頭痛及びその他の状況を緩和するための用途を持つ治療装置を提供する。【解決手段】治療装置は、下にある敏感な治療部位の上方の皮膚片を引き上げて治療部位における組織圧縮に関連付けられる不快又は痛みを軽減するように、皮膚片に取外し可能に付着させるのに適したブリッジ部208を有する。露出した粘着剤が引き上げられ/かつ外向きに引き伸ばされる皮膚片に面する状態で、ブリッジ部が治療部位上方の高い位置にあるように位置付けられる。装置がその元来の中立形態から弾性変形するように圧力を加えると、ブリッジ部は、皮膚片に当接して、皮膚を粘着剤に付着させる。圧力が除かれたとき、装置は跳ね返って、概ねその元来の形態に戻り、ブリッジ部は、元来のその高さに又はその付近の高さへ戻るので付着した皮膚片を引き上げる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
患者身体の掌の正中神経から皮膚を引き上げることによって手根管症候群に関連する痛みを軽減するように患者身体の治療部位を被覆する皮膚に応用するのに適した治療装置において、 前記治療装置は、 概ね剛性であるが弾性変形可能なシート本体であって、前記シート本体は、掌に面する表面と、掌に面しない表面とを有し、前記シート本体は、長手方向寸法と、横方向寸法とを有し、前記シート本体は、前記横方向寸法において前記掌に面する表面に向けて予め定めた凹面を有し、前記シート本体は、2つの支持ウィング及びブリッジ部を有し、前記支持ウィングが前記皮膚の上に載り、前記ブリッジ部が、患者身体の掌の正中神経の上の皮膚に付着するのに適した粘着剤を有する掌に面する表面を有する、シート本体を備え、 前記2つの支持ウィングは、前記ブリッジ部から前記長手方向寸法に沿って両方の方向に外方向に延びており、前記2つの支持ウィングの各々は、丸い外側自由縁部を有し、かつ、粘着剤がない、掌に面する表面を有し、前記2つの支持ウィングの各々は、前記横方向寸法において、前記ブリッジ部から比較的に遠い、比較的に広い部分と、前記ブリッジ部から比較的に近い、比較的に狭い部分とを有し、 前記シート本体が、粘着剤と前記皮膚の前記少なくとも一部が空隙によって分離される中立形態と、前記粘着剤に付着する前記皮膚の前記少なくとも一部が前記治療部位において引き上げられる付着形態とを取ることを特徴とする、治療装置。
IPC (3件):
A61F 13/02 ,  A61F 13/10 ,  A61L 15/26
FI (3件):
A61F13/02 Z ,  A61F13/10 Z ,  A61L15/26 100
Fターム (8件):
4C081AA03 ,  4C081AA12 ,  4C081BB09 ,  4C081CA16 ,  4C081CG05 ,  4C081CG08 ,  4C081DA02 ,  4C081EA02
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る