特許
J-GLOBAL ID:201603010939020280

熱流分布測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-099314
公開番号(公開出願番号):特開2016-011950
出願日: 2015年05月14日
公開日(公表日): 2016年01月21日
要約:
【課題】熱流分布を高精度に測定できる熱流分布測定装置を提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂で構成された絶縁層が複数積層され、一面2aとその反対側の他面を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部10が形成されたセンサモジュール2を用いる。複数の熱流センサ部10は、それぞれ、熱電変換素子で構成されており、熱電気的に独立している。演算部3は、複数の熱流センサ部10のそれぞれで発生した起電力に基づいて、熱流分布を演算する。これによれば、各熱流センサ部10を構成する熱電変換素子は、1つの多層基板の内部に形成されるものであるので、多層基板を製造する同一の製造工程で製造される。このため、複数の熱流センサが別体として製造される場合と比較して、各熱電変換素子の性能個体差を小さく抑えることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂で構成された絶縁層(100、110、120)が複数積層され、一面(2a、200a)とその反対側の他面(2b、200b)を有する1つの多層基板の内部に、複数の熱流センサ部(10)が形成されたセンサモジュール(2、200、201、202)を備え、 前記複数の熱流センサ部は、それぞれ、電気的に独立した熱電変換素子で構成されており、熱流分布の計測対象物(31)に前記一面を対向させて前記センサモジュールが配置されたときに、それぞれの前記熱電変換素子によって、前記一面に垂直な方向で前記多層基板の内部を通過する熱流に応じた電気的な出力を発生することを特徴とする熱流分布測定装置。
IPC (1件):
G01K 17/08
FI (1件):
G01K17/08
Fターム (1件):
2F056YF02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 熱電変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-011513   出願人:株式会社デンソー
  • 熱流センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-035089   出願人:江藤電気株式会社
  • 特開昭54-095282
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