特許
J-GLOBAL ID:201603012293072670
車両の制動力発生装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-024547
公開番号(公開出願番号):特開2016-148369
出願日: 2015年02月10日
公開日(公表日): 2016年08月18日
要約:
【課題】静電気除去装置のような特別な装置を要することなく、制動力発生装置内のグリースに帯電する電荷を除去し、これにより電荷の帯電に起因してグリースの粘性が高くなって粘性抵抗が高くなることを防止することである。【解決手段】キャリパ支持部材34に対し摺動しブレーキパッド22、24をブレーキディスク20に押圧するキャリパ36及びピストン38を含む制動力発生装置10。ブレーキディスク20、ブレーキパッド22及び24、キャリパ支持部材34、キャリパ36及びピストン38の少なくとも何れかである特定の部材の表面に自己放電式除電器70A〜70Dが設けられ、除電器は、特定の部材に帯電する正の電荷の帯電量に応じて、除電器の周囲の空気を負の空気イオンに変化させ、空気イオンを特定の部材の正の電荷に引き寄せて中和させることにより除電し、特定の部材の帯電量を低下させると共に、潤滑剤の帯電量を低下させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車輪と共に回転軸線の周りに回転する回転部材と、前記回転軸線の周りに回転しないように支持された摩擦部材及び押圧装置とを有し、前記押圧装置はナックルにより支持された静止部材と、前記静止部材に対し摺動し前記摩擦部材を支持して前記回転部材に押圧する変位部材とを含み、前記静止部材及び前記変位部材の摺動部は潤滑剤にて潤滑された車両の制動力発生装置において、
前記回転部材、前記摩擦部材、前記静止部材及び前記変位部材の少なくとも何れかである特定の部材の表面に自己放電式除電器が設けられ、
前記自己放電式除電器は、前記特定の部材に帯電する正の電荷の帯電量に応じて、前記自己放電式除電器の周囲の空気を負の空気イオンに変化させ、前記負の空気イオンを前記特定の部材の正の電荷に引き寄せて中和させることにより除電し、前記特定の部材の帯電量を低下させることにより、前記潤滑剤の帯電量を低下させるよう構成された空気イオン変換型自己放電式除電器である、
車両の制動力発生装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
3J058AA08
, 3J058AA09
, 3J058AA33
, 3J058AA34
, 3J058AA63
, 3J058BA80
引用特許:
審査官引用 (5件)
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電荷サプライヤ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-033426
出願人:中井徹
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産業車両の除電装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-294543
出願人:アキレス株式会社, 日本輸送機株式会社
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車両制動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-295780
出願人:トヨタ自動車株式会社
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