特許
J-GLOBAL ID:201603012519793856

シールリング付玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-003073
公開番号(公開出願番号):特開2013-142444
特許番号:特許第5870701号
出願日: 2012年01月11日
公開日(公表日): 2013年07月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】内周面に外輪軌道を有する外輪と、外周面に内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の玉と、それぞれが円輪状の金属板製で円周方向に関して波型に折れ曲がった1対の保持器素子同士がリベットにより結合固定され、前記各玉を保持したポケットに対応する部分の外面が部分球面状の凸面である、前記各玉を転動自在に保持する為の波型保持器と、前記外輪の内周面の端部に外周縁部を係止すると共に、内周縁部に形成したシールリップの先端縁を前記内輪の端部外周面に、全周に亙って摺接させたシールリングとを備えたシールリング付玉軸受に於いて、 前記シールリングが、芯金と弾性材とを備え、このうちの芯金は円輪状に形成されたものであり、この弾性材はこの芯金により補強されたものであって、内周縁部を全周に亙りこの芯金よりも径方向内方に突出させて、少なくとも径方向に弾性変形可能なシールリップとしたものであり、このシールリップは、前記芯金の内周縁から離れるに従って径方向内方に向かう方向に傾斜した外径側傾斜部と、この外径側傾斜部から離れるに従って径方向内方に向かう方向に傾斜した内径側傾斜部と、前記外径側傾斜部の小径側端部に径方向外端部を連続させると共に、前記内径側傾斜部の大径側端部に径方向内端部を連続させた連続部とを備えたものであって、これら外径側傾斜部の内周面と内径側傾斜部の外周面と前記連続部の軸方向外側面との間を、断面形状が楔形で、装着状態で前記シールリング付玉軸受の外部空間側に対向する溝部とし、前記連続部のうちでこの溝部と反対側の面を前記シールリング付玉軸受の内部空間側に対向する内側連続面としており、前記シールリングの中心軸を含む仮想平面上の断面形状に関して、この中心軸と前記内側連続面の延長線とが為す角度を104度以上150度以下としており、 前記波型保持器の径方向に関する幅寸法が、前記各玉の直径の0.4〜0.5倍であり、前記各部分球面状の凸面の直径が、これら各玉の直径の1.6〜1.63倍であり、 前記シールリップを構成する前記連続部の少なくとも一部が、前記各凸面の径方向内側部分に入り込んでいる 事を特徴とするシールリング付玉軸受。
IPC (4件):
F16C 33/78 ( 200 6.01) ,  F16C 19/06 ( 200 6.01) ,  F16C 33/38 ( 200 6.01) ,  F16C 33/42 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16C 33/78 D ,  F16C 19/06 ,  F16C 33/38 ,  F16C 33/42
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 自動車補機用軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-235177   出願人:NTN株式会社
  • 玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-278326   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-042707   出願人:日本精工株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 自動車補機用軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-235177   出願人:NTN株式会社
  • 玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-278326   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-042707   出願人:日本精工株式会社
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