特許
J-GLOBAL ID:201603013021861311

色覚異常者の色識別性を向上させるためのフィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  高橋 正俊 ,  出野 知
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-552738
公開番号(公開出願番号):特表2016-503196
出願日: 2014年01月08日
公開日(公表日): 2016年02月01日
要約:
特定のフィルターは、色覚異常(CVD)を有する個人(色盲者としても知られる)の色識別性を高めることが見出された。このフィルターは、可視スペクトルの緑の領域の一部に強くて狭い反射帯域を有する多層光学フィルムを一般的に有する。このフィルムは、少なくとも50%、60%、又は70%の420〜680nmの平均内部透過率を有し、更に、60nm又は50nm以下の幅(FWHM)を有する反射帯域と関連付けら、550nmを含む幅10nmの波長範囲にわたって10%、5%、2%、又は1%以下という、平均内部透過率を有する。フィルターは、グレアを低減するために多層光学フィルムの観測者側の面に配置された、緑色光を選択的に吸収するマゼンタ層を有することができる。マゼンタ層と多層光学フィルムとの組み合わせによって、その幅(FWHM)が60nm以下である阻止帯域が与えられる。
請求項(抜粋):
色覚異常を有する個人の色識別性を改善する用途に好適なフィルターであって、 設計入射角において、少なくとも50%という420〜680nmの平均内部透過率を有する多層光学フィルムであって、更に、前記設計入射角において、60nm以下の幅(FWHM)を有する反射帯域と関連付けられ、550nmを含む幅10nmの波長範囲にわたって10%以下という平均内部透過率を有する、多層光学フィルムと、 前記多層光学フィルムの一方の面に配置された、緑色光を選択的に吸収する吸収性マゼンタ層と、を含む、フィルター。
IPC (3件):
G02B 5/28 ,  G02B 5/22 ,  G02B 5/26
FI (3件):
G02B5/28 ,  G02B5/22 ,  G02B5/26
Fターム (13件):
2H148CA04 ,  2H148CA17 ,  2H148CA23 ,  2H148FA04 ,  2H148FA05 ,  2H148FA09 ,  2H148FA22 ,  2H148FA24 ,  2H148GA05 ,  2H148GA13 ,  2H148GA24 ,  2H148GA33 ,  2H148GA61
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る